自由反応場面で自分のベストな強化量をアセスメントして人生の質を上げるーABA自閉症療育でお子様の強化量を意識する(ABA:応用行動分析コラム37)


Enせんせい

ABA応用行動分析コラム37は「自由反応場面で自分のベストな強化量をアセスメントして人生の質を上げるーABA自閉症療育でお子様の強化量を意識する」というタイトルで書いていきます


本ブログページでは最初に本ブログページ内で出てくる「自由反応場面(じゆうはんのうばめん)」と「強化子(きょうかし)」というキーワードについて解説をし、

その後「自由反応場面で強化子の量を探す」というABAの理論を使って自分自身の人生の質を上げるアイディアについて書いて行きましょう。

そして本ブログはABA自閉症療育ブログなので、そのことがどのようにABA自閉症療育に活かせるのかについて書いて行きます。


知っていると使えます!


「自由反応場面」と「強化子」の解説

最初に本ブログページで出てくる「自由反応場面」と「強化子」について簡単に用語の解説をしましょう。

「自由反応場面」も「強化子」もそしてこれから出てくるキーワードのいくつかもブログ内の検索窓にキーワードに入れて検索をかけていただくと関連ブログ記事を検出することが可能です。


まず「自由反応場面」ですが例えばWilliam・O’ Donohue  & Kyle E. Forguson (2001) は、

プレマックのモデルに従えば、活動の強化効果はしたいことが何でもできるという自由事態で子どもが実際にどの程度の頻度でそれをするかに現れることになる

と述べています。


「プレマックのモデルに従えば」という文言についても次のパラグラフで説明をしますが、

「自由反応場面」とはWilliam・O’ Donohue他 (2001) が述べているような、なんでもして良い、自由に反応して良い場面と考えてください。

まぁ実際には自由になんでもとは言っても「◯◯のゲームがしたい」と思ってもそのゲームが手元になければ行うことができませんし、旅行に行きたいと言っても時間や旅費がなければ難しいし、デートがしたいと言っても彼女がいなければ難しいなどの現実的な制約はあるのですが、

今、自分ができる範囲の中で特に制限をかけずに自由に動いて良い時間、と考えてもらえると良いでしょう。


「プレマックの原理」はRaymond .G .Miltenberger (2001)によれば、

正の強化の一つのタイプで、起きにくい行動(低頻度行動)の生起に伴って、起きやすい行動の機会を設定することによって、起きにくい行動がより起きやすくなることです。

簡単に言えばプレマックの原理とは人や動物にとって自由に反応して良い場面で自分が良く行う行動機会は、あまり行わない行動の強化子になるよという内容なのですが、

プレマックの原理について詳しく知りたい人は『(ABA自閉症療育の基礎51)オペラント条件付けー強化子「プレマックの原理」(https://en-tomo.com/2020/10/29/reinforcement-premack-principle/)』をご参照ください。


『(ABA自閉症療育の基礎51)オペラント条件付けー強化子「プレマックの原理」』のサムネイル

また一つ注目したいのはRaymond .G .Miltenberger (2001)も書いていますが、プレマックの原理は正の強化の一つのタイプであることです。


本ブログページ冒頭で「自由反応場面」と並べて解説しますと言った「強化子(きょうかし)」ですが、

強化子は大きく分けると「正の強化子」と「負の強化子」に分けられます。


「正の強化子」が行動に伴って行動が増加した場合は「正の強化」

「負の強化子」が行動に伴って行動が増加した場合は「負の強化」と考えるのですが、


・ 行動の前になかった何かが、行動のあとに出現する形で行動が増えれば「正の強化」

・ 行動の前にあった何かが、行動のあとに除去される形で行動が増えれば「負の強化」


という定義になります(参考 坂上 貴之・井上 雅彦, 2018)


「正の強化子」と「負の強化子」の区分けについては詳しくは例えば「(ABA自閉症療育の基礎20)オペラント条件付けー正の強化と負の強化(https://en-tomo.com/2020/08/15/aba-positive-reinforcement-negative-reinforcement1/)」

を参考にしてください。


「(ABA自閉症療育の基礎20)オペラント条件付けー正の強化と負の強化」のサムネイル

本ブログの本題に戻して強調したいことは、自分の人生の質を上げる目的で行動を変更していきたい場合はできるだけ多くの「正の強化子」を受ける正の強化行動を増やすことです。


Enせんせい

本ブログページではなんとなく「正の強化子」と「負の強化子」ってのがあるんだ

そしてどうやら自分の人生の質を上げるためには「正の強化子」で行動が増える正の強化行動がキーワードらしい

というくらいで読み進めてください


例えば杉山 雅彦 (1989) お子様の指導する際、嫌悪事態が導入されるとそれをescapeする形で学習が成立する。そこで形成された行勲は嫌悪事態が提示されなければ生起しないことになる。また嫌悪統制を受けた行動は一般に変動することが少なく、確実ではあるが拡大発展することが少なく、画一化しやすくなると述べています。

上の文章は負の強化行動でお子様に学習を促しても広がり(自発的にどんどんと教えられたことを軸として発展して行く可能性)が少ないよ、という指摘です。

このことはABA自閉症療育を行う上で覚えておいてください。


私たちの生活では、嫌悪的な何かが取り除かれることで行動することを目的とした行動が生活を占有して行くとどういった状態になるでしょうか?

これは例えば「何か始める前に不安を解消しなければいけない」とか「自信がない今のまま状態を解消しなければ、新しいことが始められない」など、心の中にある何か(例では「不安」や「自信が欠如している状態」)を取り除くために行動をしていることが多い、という状態です。


JoAnne C. Dahl・Jennifer C. Plumb・Ian Stewart・Tobias Lundgren (2009)心理的に問題を抱えているクライアントは、より(自分自身にとって大切な)価値と一致した生活を送ろうとする前に(自分の)心理的体験を取り除くか、上手く処理しなければならないと思い込んでいるかもしれない。

彼らは、価値づけられた方向と一致した行動に取り組むことを犠牲にして、不安をうまく処理しようと時間を費やしているのかもしれないと述べました。

そしてそのような状態である場合、全体的に見れば価値と一致した行動パターンが不足していることで、クライアントは人生に目的や意義が欠けている、あるいは過度に苦痛だと感じるようになってしまうとも述べています。


Enせんせい

上のような時間が多い生活で長い時間過ごすことは、私個人としてはあまり精神衛生上健康であるとは思いません


さてここまでで「自由反応場面」と「強化子」の解説はおしまいです。

ここからは「自由反応場面で強化子の量を探す方法」のアイディアについて書いて行きましょう。



自由反応場面で自分自身に必要な強化子の適切量を測る

例えば私自身が自分で行った実例を書きます。

私は「サウナを通してレッツマインドフルネスな話ーマインドフルネスも簡単に紹介ー(ABA:応用行動分析コラム35)(https://en-tomo.com/2022/05/27/mindfulness-in-the-sauna/)」でご紹介しましたが、

コロナ禍に入る前は足繁くサウナに通っていた時期がありました。


「サウナを通してレッツマインドフルネスな話ーマインドフルネスも簡単に紹介ー(ABA:応用行動分析コラム35)」のサムネイル

サウナに通い出した初期、私は例えば宿泊先のホテルでサウナに行ったり、家の近くのサウナに行っていたのですが、仕事帰りに行くことも多くサウナ後、帰りが遅い時間になってしまうことがほとんどでした。

「サウナは気持ちいけど、寝るのが遅くなるのも嫌だな」と感じる、そのような生活がまったとき、私は考えました。


「俺は一体、どれくらいの時間サウナに居れば満足するんだろう?」


Enせんせい

そして私は自身が満足できるサウナ時間をアセスメントしようと考えました

この時間を知っていれば「早く帰って寝ないとなぁ」とか、そういった考えを頭から排除できるかもしれません


あるとき、私は自分自身に実験を仕掛けます。

1日休みの日、その後何も予定の無い状態を作って夕方からサウナへ行きました。

その日、休日は「自由反応場面」であり、自由にサウナ内で自由に活動できるようセッティングを行いました。


このように1日休みでその後何も予定の無い状態の日を3日セッティングしデータを測定しました。

測定したデータが何だったかというと簡単で、計測したデータは「サウナに居た時間」です。

データ採取の条件としては、「もう充分だ。もうサウナから出て帰りたい」と思うまでサウナを堪能した時間を記録します。


結果は?


1日目・・・2時間20分(140分)

2日目・・・2時間50分(170分)

3日目・・・2時間40分(180分)


以上のような結果でした。


Enせんせい

長い!!びっくりした!!!(笑)

そりゃ仕事帰りの2時間未満とかじゃ欲求は満たされてなかったわけやわ(笑)


この結果を平均するとだいたい「2時間40分(160分)」になります。


さてこのデータを基にして私はどのように人生の質を上げることが可能でしょうか?

私は休日という自由反応場面で自分が自発的にサウナに行くことについて、自分自身が完全に満足できるサウナの適正時間の把握できたのです。

このデータは実に有用でした。

例えば3時間あれば充分に満足できるという結果を知っていれば夕方の5時からサウナに行くよう休日は計画すれば、それに合わせて休日の生活をコントロールできますね?

買い物に行く時間を計算することも簡単になりますし、晩御飯の準備も1日の流れに織り込むことが可能です。


Enせんせい

上で示したデータは例えば5年後も私がサウナで満足できる時間が同じ時間なのかどうかまでの先の予測まで及んでいるかどうかと言えばわかりませんが、

それでも1年や数ヶ月は織り込んだデータのように思っていますし、

こういった自分自身が満足できるデータを持っていることは個人的には人生で便利なことだと思っています


また別の見方をすれば、私は休日という自由反応場面においてサウナに行くという頻度がコロナ禍前多かったわけですが、自由に反応できると言っても12時間サウナに居る、ということはありませんね?

サウナは満足をもたらしてくれますが、例えば12時間サウナにいることを行うと逆にサウナは苦行になるでしょう。

このことも大切なポイントだと思います。


サウナに行くことによって得られる体験は私にとっては正の強化的な結果ですが、何事も塩梅なのです。

多すぎてもダメで、少なすぎてもダメ、自分自身に合った塩梅で適切な強化子の量である必要があるでしょう。


これはABAの理論で言えば「確立操作」「遮断化」「飽和化」が関わっています。

日本行動分析学会 (2015) は「遮断」は強化力を高め、「飽和」は強化力を弱めるように働くと述べているのですが、「確立操作」、「遮断化」、「飽和化」については、

『(ABA自閉症療育の基礎48)オペラント条件付けー確立操作「遮断化」「飽和化」「嫌悪化」(https://en-tomo.com/2020/10/19/establishing-operation-type2/)』をご覧ください。


『(ABA自閉症療育の基礎48)オペラント条件付けー確立操作「遮断化」「飽和化」「嫌悪化」』のサムネイル

簡単に言えば自分にとって正の強化子であるものも、あまりに強化子の量が多くなりすぎると「飽和化」が生じて「もう充分です、もういらないです」となって、一定のラインを超えると強化力を失う、ということです。

お子様もゲームが好き、と言っても無限に起きている間にずっとゲームをしているわけでは無いでしょう?

1日くらいは1日中ゲームをしていることもあるかもしれませんがそれは1週間は続かないと思います。

動物もですが私たち人間も「飽和化」という現象があるので自発的に行動して良いという環境下(自由反応場面)で、同じ行動をずっと絶えずに続けるということは基本的には無いのです。


ただ適切な強化子の量というのは人によって違います。

このことも重要な事実です。

だから個人個人に合わせたアセスメントが必要になります。


ここまで書いて来た内容から、

いろいろと生活が便利になりますので、本ブログのタイトルにある自分のベストな強化量をアセスメントすることは人生の質を上げるため、

自分の好きなこと(正の強化行動)について、どれくらいの塩梅で満足するのか?について自分自身の適切な強化子の量のデータを知っていることは人生の質を上げると思うのですがいかがでしょうか?


例えば「ランニング」や「読書」や「睡眠の量」など、あなたの好きな活動であればなんでも構いません。

自分自身の適切な量を自由反応場面を3回ほど意図的に作ってアセスメントし、データを取ってみると面白いかなと思います。

ここからは以上の内容がどのようにABA自閉症療育に活かせるのかについて書いて行きましょう。



自由反応場面で強化子の適切な量を測りABA自閉症療育に活かす

お子様に対するABA自閉症療育では、お子様がまだ未獲得であったり獲得中のスキルを促進する、既にできるものの般化していないスキルを般化させることが目的となります。

どちらであったとしても行動のあとに得られる結果(強化子)の提供によって適切な行動を増やすことで解決を目指すのですが、そのため、

お子様にとっての強化子を療育者側が把握できていることはとても大切なことです。


療育機関に行ったとき、お子様の「好きなもの」を聞かれたり、プロフィール用紙に記入を求められたことはありませんか?

このような「強化子(だとお母様が思うもの)のリストアップ」は強化子のアテを付けるとき用いられる一般的な方法です。

他の強化子選定の方法として本ブログページでご紹介をした「自由反応場面で自由にさせて、本人が好きな活動を探る」という方法があります。


「この子は何が好きなん?」を観察する!

例えば実森 正子・中島 定彦 (2000) は「プレマックの原理」によれば、反応(※ 行動のこと)の自発頻度を知れば、どの反応がどの反応を強化できるか事前に知ることができると述べました。

一般的に行われる強化子のリストアップも良いですが、自由反応場面で自由にさせ本人が好きな活動を探るという方法も知っておいてください。


方法は、例えば部屋で30分くらい自由に活動させてみたらいかがでしょう?

もしあなたがお子様に「ワーク」などのお勉強をさせたいと考えていたとします。

お子様が部屋で自由に活動をしている30分間、多分一度もワークに触れられることはないでしょう。

これは悪いことではありません。

当然と言えば当然で、そもそも自発的にワークをする、というのでしたら、そもそもあなたは『「ワーク」などのお勉強をさせたいと考える必要はない』かもしれません。

※ 自由反応場面を作ってアセスメントする際はお子様が怪我をしない、物を破壊しないように安全性の確保だけは環境を整理して行っておいてください


ここでプレマックの原理を思い出して下さい。

Paul A. Albert & Anne C. Troutman (1999) 「プレマックの原理」について低頻度の直後に高頻度の行動が続くならば、低頻度の行動の生起確率を高める作用を示すと述べています。

つまりお子様が部屋で自由に活動をしている30分間、多分一度もワークに触れられることがなかったとすれば、それは低頻度の行動です。

だからワークをさせたのち、お子様が部屋で自由に活動をしている30分間にお子様が自発的に取り組んでいた活動を与えれば、それで強化子を提供した学習が成立します。

「プレマックの原理」によれば自由反応場面で観察された高頻度行動はワークの強化子になるのです。


Jon・Baily ・ Mary・Burch (2006) は「プレマックの原理」を使用した支援方法の例として「雑用が終わるまでテレビを観るのはダメですよ」と伝える方法を紹介していますが、

「プレマックの原理」は知っているといろいろな範囲で使用できます。


注意点としては、「プレマックの原理」をABA自閉症療育で使用する場合「飽和化」が生じていないことには注意をしなければいけません。

例えばご飯を食べる18時からワークをすることを日課にしたいと思っており、お子様は絵本を見ることが好きだったとしましょう(自由反応場面で多くの時間、絵本を読む活動に従事した)。


18時になったので、さぁお勉強をしようという際、18時以前の時間、実は16時から18時までの2時間の間、お子様は1時間半絵本を読むことに没頭していたとすれば?

お子様は「絵本は好きだけどもう充分に堪能したから、もう今はいらないよ」という気持ちになる可能性が高いです。

この場合「プレマックの原理」を利用した強化子効果は無くなってしまうでしょう。

つまり以上のケースで「プレマックの原理」を利用してABA自閉症療育を行っても上手く行きません。

そのためお子様の絵本を読む活動から得られる強化子の量が上の例の2時間で適切量に届いているかどうかは一旦置いておき、できれば18時から絵本を使ってワークをさせたいのであれば、絵本はその日は昼間から隠しておくなどしておく方が良いです。


個人的には「強化子のリストアップ」よりも自由反応場面で実験的に行動を観察して選定した強化子を使用した方が理論的にも固く、お子様への適切な強化子が発見できると思っています。

実験的な設定を行った上で複数回行う行動観察は充分強力なアセスメントセッティングです。

3日間ほどデータを取れば充分かなとも思うのですが、もし興味があれば一度試してみてはいかがでしょうか?

そこで得られたデータは数年間先のお子様の強化子選定データを保証するという程に長期なものではないかもしれませんが、少なくとも今月のお子様の行動変容には使用できるくらいのものとなるはずです。


強化子の適量を知って、効果的に強化子を使おう!


さいごに

本ブログページでは最初に本ブログページ内で出てくる「自由反応場面」と「強化子」というキーワードについて解説をし、

その後「自由反応場面で強化子の量を探す」というABAの理論を使って自分自身の人生の質を上げるアイディアについて書いてきました。

最後はABA自閉症療育ブログなので、そのことがどのようにABA自閉症療育に活かせるのかについて書いてきました。


私は好き(自由な休日に自発的に通っていた)なサウナから得られる適正量を把握することを実験的にアセスメントしたのですが、

これは自由反応場面(休日)で自身の正の強化行動の量を測るアセスメントでした。

結果的に3日間の平均値「2時間40分(160分)」が適正量だろう、という結果を得ることができました。

しかしもしかすると3日間ではなく5日間データを取り続ければもしかすると「2時間25分(145分)」になったかもしれませんし、「2時間55分(175分)」になったかもしれません。


しかしその後の生活を考えれば3日間で充分だったかなと思います。

まぁざっくりと3時間見れば充分なのですから。

そこまで外れていないであろう値を知っておくことで自身がサウナに行こうと思った日に、どれくらいの時間サウナに行けば充分なのか知っているので、いろいろなことを織り込んで生活することが可能になりました。

以上のデータは真の値かどうかまでの保証はないものの、充分利用可能な有用データでした。

サウナに行っている時間以外の活動が便利になったことは、私自身の人生の質が上がった、と言っても過言ではないことでした。


また不思議なもので充分な時間サウナに行くと、それまでは2日連続でサウナに行くこともあったのですが、次の日にサウナへ行くことは減りました。

充分な時間サウナに居ると、次の日に「今日も行こう」と思うことが少なくなったことは「飽和化」が日を跨いで作用しているのだと思いますが、個人的には面白い結果でした。

飽和化は日を跨いでも作用することもあるのだなと実感しました。

まぁ例えば毎日、魚ばっかり食べていると4日目には肉が食べたくなる、というのも「飽和化」が作用していると思うので日を跨いで飽和化が作用することは知っていましたが、食以外でそのような事例を発見できたことは興味深かったです。


私は魚介類が好きで良くお魚など海の食材をいただきます🎶

その後ABA自閉症療育で本ブログページのテーマをどのように使用するか、ということに書いて来ましたが今回のテーマは「強化子選定」でしたね。

自由反応場面でお子様の行動をアセスメントして高頻度行動を特定し、行わせたい(ほとんどの場合は)低頻度行動である特定課題を行う際の強化子とする、というプレマックの原理を利用したABA自閉症療育の方法をご紹介しました。


自由反応場面での自発的行動のアセスメントはいろいろなところで使用できると思いますので、

自分探求やお子様の子育てなど、興味がある人は是非とも試してみてください!



【参考文献】

・ 実森 正子・中島 定彦 (2000) 学習の心理 第2版 サイエンス社

・ JoAnne C. Dahl・Jennifer C. Plumb・Ian Stewart・Tobias Lundgren (2009)The Art & Science of Valuing in Psychotherapy Helping Clients Discover, Explore, and Commit to Valued Action Using Acceptance and Commitment Therapy 【邦訳: 熊野 宏昭・大月 友・土井 理美・嶋 大樹 (2020) ACTにおける価値とは クライエントの価値に基づく行動に支援するためのセラピストガイド 星和書店】

・ Jon・Baily & Mary・Burch (2006) How to Think Like a behavior Analyst : Understanding the Science That Can Change Your Life 【邦訳: 澤 幸祐・松見純子 (2016) 行動分析的 ”思考法” 入門ー生活に変化をもたらす科学のススメー】 岩崎学術出版社

・ 日本行動分析学会 責任編集:山本 淳一・武藤 崇・鎌倉 やよい (2015) ケースで学ぶ行動分析学による問題解決 金剛出版

・ Paul A. Albert & Anne C. Troutman (1999) Applied Behavior Analysis for Teachers:Fifth Edition【邦訳 佐久間 徹・谷 晋二・大野 裕史 (2004) はじめての応用行動分析 二瓶社

・ Raymond .G .Miltenberger (2001)Behavior Modification : Principles and Procedures / 2nd edition 【邦訳: 園山 繁樹・野呂 文行・渡部 匡隆・大石 幸二 (2006) 行動変容方入門 二瓶社】

・ 坂上 貴之・井上 雅彦 (2018) 行動分析学 行動の科学的理解をめざして 有斐閣アルマ

・ 杉山 雅彦 (1989) 自閉児の治療教育に関するHIROCo法の適用 心身障害学研究 13(2):131-139

・ William・O’ Donohue  & Kyle E. Forguson (2001) The Psychology of B.F.Skinner 【邦訳: 佐久間 徹 (2005) スキナーの心理学 応用行動分析(ABA)の誕生 二瓶社】