• 2022年12月2日

2つ以上のものを比較したときの関係性を表す言葉を教える際、意識したい点ー例えば「大きい」「小さい」(ABA自閉症療育テクニック12)

例えば言葉の遅れのあるお子様へ言葉を教えることをイメージしてみてください。 どのようにして教えることができるでしょう? 教え方としてはいろいろあると思いますが言葉を出して表現することが得意ではないお子様の場合はイラストのように何枚かあるカードなどを使って「正しく選択する」ことで教えて行くという方法があるでしょう。 このような特定の刺激を正しく選択させることで物事を教えて行く課題を「受容課題(じゅよ […]

  • 2022年11月25日

(ABA自閉症療育の基礎102)自閉症児に対する偏食指導ーいろいろなシチュエーションで食べることが難しい場合の偏食指導の手続き

2つ前のABA自閉症療育の基礎100、そして1つ前のABA自閉症療育の基礎101では偏食指導について書いてきました。 今回ABA自閉症療育の基礎102でも引き続き偏食指導について書いて行きます。 今回ABA自閉症療育の基礎102では「いろいろなシチュエーションで食べることが難しい場合の偏食指導」についてです。 「いろいろなシチュエーションで食べることが難しい場合の偏食指導」以外の「食べることができ […]

  • 2022年11月18日

片付け嫌いが行うABAの工夫ー必要だけどやりたくない面倒で嫌なタスクをこなすコツ「行動モメンタム」の利用(ABA応用行動分析コラム41)

みなさんは自分の生活活動の中で嫌いな、苦手な活動はありますか? 私のTwitterを見てくれている人は知っていると思うのですが、私は割りかし料理を作ることは好きです。 しかし料理を作ることが嫌い、苦手という人もいるでしょう? ただ私は料理を作ることはあまり苦になりません。 それどころか「新しい料理を作ってみよう」と誰からも指示を受けていないにも関わらず自発的に自由な時間を使って行ったりするものです […]

  • 2022年11月11日

自閉症児の偏食の調査研究ー食べ物の趣向性と対策(自閉症8)

本ブログページでは立山 清美・宮嶋 愛弓・清水 寿代 (2013) の研究から自閉症児の食べ物への趣向性と対策について見ていきましょう。 前半では自閉症のお子様が持つ食べ物への趣向性をご紹介します。 そして後半では研究に参加した親御様たちが行ってきた偏食への効果的だったと感じていらっしゃる対策をご紹介しましょう。 自閉症児の食嗜好や偏食を調査した研究 立山 清美他 (2013) の研究に参加した人 […]

  • 2022年11月4日

シングルケースデザイン(SCD)介入を除去することでエビデンスを得る「ABABデザイン(逆転デザイン)」(シングルケースデザインと機能分析4)

本章「シングルケースデザインと機能分析」の1つ前のページでは「AーBデザイン」について概要を書いてきました。 本章でご紹介して行くシングルケースデザインSCDの方法はKpolovie Peter James (2016) の論文で紹介された5つ中、3つのSCDデザイン、そして「AーBデザイン」という4つの方法であるとここまで述べて来ました。 それらは以下のものです。 ・ AーBデザイン ■ A→B […]

  • 2022年10月28日

社会的スキルを実行させるとき、自分と相手(もしくは教える側)のイメージをマッチングする(ABA自閉症療育テクニック11)

本ブログページではABA自閉症療育で私が意識していること、 「社会的スキルを実行させるとき、自分と相手(もしくは教える側)のイメージをマッチングさせた上で行ってもらう」ということをABA自閉症療育のテクニックとして書いて行きます。 社会的スキルについて小林 正幸・宮前 義和 (2007) は、 人はさまざまな人間関係の中で生きており、人間関係を軽々とこなし、良好な関係を結び、人間関係の何の問題も感 […]

  • 2022年10月21日

DTTで自閉症児にスキルを教える際トライアル間の休憩時間をABA自閉症療育に織り込んで利用し、教えたことの定着を狙う(ABA自閉症療育テクニック10)

まず言葉について簡単に紹介をいたしましょう。 「トライアル間の休憩時間」についてですが、「トライアル」というのが、少し聞きなれない言葉かと思います。 トライアルというのは日本語で「試行(しこう)」です。 そのため「トライアル間」というのは「試行間」と読み替えられます。 そして「DTT」とは、 「DTT:Discrete Trial Teaching(離散型試行訓練)」というABA自閉症療育の方法が […]

  • 2022年10月14日

ABAでは行動を型(見た目)ではなく機能でまとめて考える(ABA自閉症療育での行動の見方17)

本ブログページではABA(応用行動分析学)では行動を「型(見た目)」ではなく機能でまとめて考えるということについて書いていきます。 本ブログページの行動の見方はABAでの行動の見方の基本と言えますので、是非ご紹介をしたいです。 例えば、 ・ 一人になったときに(寂しくて)泣く ・ スーパーでお菓子が買ってもらえないと分かったとき(悲しくて)泣く ・ 嫌いな食べ物を食べるよう促されたとき(嫌で)泣く […]

  • 2022年10月7日

(ABA自閉症療育の基礎101)自閉症児に対する偏食指導ー食べることができるタイミングやシチュエーションがある場合の手続き

本ブログ記事も本章1つ前のブログページ同様、自閉症のお子様に対しての「偏食指導(へんしょくしどう)」について書いて行くブログページです。 千葉県栄養士会(2022.10.7サイト観覧)によれば「偏食(へんしょく)」とは、一般的にある特定の食品に対する好き嫌いがはっきりしていて、しかもその程度がひどい場合を言います。 1つ前のブログ記事では、 Robert L. Koegel・Amber A. Bh […]

  • 2022年9月30日

人は、私は特定の話題をどうして嫌悪的に思いすぐに終了したくなるの?ーレスポンデント条件付けから考察(ABA:応用行動分析コラム40)

人は、私は特定の話題をどうして嫌悪的に思いすぐに終了したくなるのかという現象はとても不思議ではありませんか? 例えば想像をしてみてください。 あなたが誰かとお付き合いをしていて、お付き合いをしている関係が上手く行っていないタイミングで、その異性との関係についての話を聞かれたとき「あぁ、まぁ、また話すわ」などとすぐにその話題を終了したくなること、ありませんか? 他にも学生時代に友達とトラブルがあ […]

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