ABA:応用行動分析26は「2021年ありがとう!過去ブログ辞め新しく作り始めた理由と生活パターン固定化を脱したい話」というタイトルで書いていきます
私は2020年から「ABA自閉症療育」のブログを初めました。
実はこのブログ以前もブログを書いていた時期がありました。
今30代半ばですが20代の頃です。
それは私自身がフリーランスになる時期の少し前の時期でそれまで会社勤めでしたから、クライアント様を集めるための施策としてブログ活動を行なっていました。
過去に書いたブログから繋がりを持てたお子様・親御様もいらっしゃいましたし、そのときの経験からもこういった発信活動は結構大切だなと思って現在もブログ活動を行なっています。
なぜ過去に作ったブログを継続して今のブログとなっていないのか?
理由の1つとして実は過去に作っていたブログでは「参考文献」を示していませんでした。
今作っているこのブログではしっかりと参考文献を示すようにしています。
過去のブログは私自身の当時の療育観を書き綴ったものでそれも1年以上は構想し作成したものでしたが、
それから海外文献も多く読む中で世界にある自閉症療育の情報にも触れ、もっとエビデンスに基づいた情報発信をするブログを作成したいという思いが強くなり、
一新して新しく本ブログを作成している、という経緯があり新しく始めることにしました。
実は当時からそんなに言っていること自体は変わっていないんだけれども・・・(笑)
また技術的な話をすればシステムエンジニアやウェブサイト作成者からすれば信じられないかもしれませんが当時もワードプレスという技術があったにも関わらず私は「メモアプリ」を使用してHTMLとCSSという言語を扱いブログを作っていました。
2010年代半ばのことです。
今思うのは明らかにワードプレスという技術でブログを書く方が楽なので乗り換えたという実質的な理由もあります。
今はワードプレスというプラットフォームを使用してブログを作成していますが、当時HTMLやCSSの言語を調べながら作っていた時代と比べて作業効率もかなり上がって快適にブログを作成することができていることはとても嬉しいことです。
そして私の場合は見た目もワードプレスを使用した方が綺麗に見えます。
※ ガチガチにHTMLとCSS(あとJavascriptとか)を使いこなせる人はワードプレスじゃない方が綺麗に作れると思いますが・・・
本ブログは2021年の締めくくりの内容となりますから、結構自由に文章を書いていこうという気持ちです。
そのため私自身についての情報となり、あまり療育的な知識や情報はありません。
そのことをご了承いただければ幸いです。
過去のブログを辞め、なぜ新しく作り始めたのか
技術って進歩していくんですね
その中で制約もできていくのですね
上で書いたように過去、私自身別のブログを作っていました。
そのようなときにやってきたGoogleの仕様変更。
内容は「スマートフォン(そしてタブレットにも)に対応したページ作成をしろ」というものでした。
これがかなりキツかったです。
パソコン、スマートフォン、そしてアイパッドなどのタブレットは画面サイズが違います。
例えば今でも古いサイトなどにスマートフォンで行くと文字が異常に小さかったりとか、画面全体が表示されないなどのサイトを目にすることがあるでしょう?
当時(今もかもしれませんが)そのような使いづらさに対応するようページの内部を書き換えろというGoogleからの御達しがありました。
当時そのような媒体の画面サイズによって表示方法を変えることを「レスポンシブデザイン」と言っており(今も言っているのかな?)、それぞれの画面サイズに合わせた表示サイズを指定しコードで書かなければいけませんでした。
これが私にとっては結構ハードルが高くて、本を買って読んで修正して、という具合で繰り返して試行錯誤して行く中でなんとかレスポンシブ対応もできたのですが「基本的なWebサイト構築の知識だけ勉強すればただ文章を書けば良い」ということではないのだなと痛感したイベントでした。
特に変更を加えないと「変更しろ」とGoogleから注意が来て、従わないと「検索順位を下げる」というペナルティを受ける警告も来たと思います。
検索順位と言えば「SEO(検索エンジン最適化)」という言葉を知っているでしょうか?
ホームページやブログを行なったことのある人なら1度は耳にしたことがある言葉だと思います。
SEOは「検索エンジン最適化」と呼ばれるものですが、SEO対策をすることでGoogleやYahooで検索をしたとき、検索結果上位にサイトが表示されるというものです。
特に私が過去のブログを作っていた時期くらいに確かGoogleとYahooは別の検索エンジンを積んでいたため、それぞれが別の検索順位になっていたものがYahooがGoogleに合わせる形でGoogleの検索エンジンと同じ表示になる、
という変更が加えられた前後くらいだったように記憶しています。
そして、私が過去のブログを作ろうとした時期に確か「パンダアップデート」という名前だったと記憶していますがGoogleがSEOの仕様を変更しました。
名前はとても可愛いですが、大きな仕様変更でした
個人的には私のブログ活動には有利に働いた変更だったと思います
間違っていたらすみません。
パンダアップデート以前、それまで自分のWebサイトのSEO影響力を高めるための方法に「他のWebサイトに自分のサイトのURLを貼ってもらう」という方法がありました。
このルールのためだと思いますが、色々なサイトのURLだけが貼られた「ワードサラダ」というサイトがあって、SEOの業者などは自社のサイトに大量に顧客のURLを貼り付けて順位を上げるという施作を行なっていたと聞いたことがあります。
Googleは有料な情報を検索を通して検索者に届けたいにも関わらず、業者が自社のワードサラダにリンク貼り付け(SEOのパワーを上げる)ることの商売が成り立ち、本来の有料な情報が上位に来るというわけではなく金で検索順位が買える、Googleはこの事態にメスを入れたとうことです。
Google側は「健全ではない」という判断をして今は別の方法(他のサイトにURLリンクが貼られることもプラスの影響力を持っていることは継続されながらも)で検索順位結果を決めている、ということとなりました。
さて当時から「アメーバブログ」や「はてなブログ」など他にも文章を書くためのツールはあったにも関わらずなぜ自分で手間のかかるWebサイト構築をしたのか?
こだわりといえばこだわりなのですが(1)自分の好きなように画面の配置にしたかったから、あと(2)ITの技術に興味があったからという2点が考えられます。
「レスポンシブデザイン」で言えば今見てくださっている当ホームページはスマホで見たときとパソコンで見たときで表示が変わっているはずです。
これは私がレスポンシブ対応のコードを書いたかと言えばそうではなく、ワードプレス側で選択した「テーマ」にもともと見る媒体によって画面サイズを変えるというコードが入っています(つまり私は何もしなくて良い)。
ここのところはめちゃくちゃワードプレスを使っていて楽だなと思った点なので、ワードプレスに乗り換えて良かった!と思う点で楽になりました。
ワードプレスは上で出て来たHTMLやCSSは使わない、というわけではなくて「文章を書いて行ったりボタン選択などで自動でHTMLやCSSを構成してくれるフォーマット」という感じです。
実はCSSは分かりませんがHTMLはバージョンがたまにアップデートされます。
ワードプレスではHTMLのバージョンアップデートにも対応していることも嬉しい点です。
以上が過去のブログを辞め新しく作り始めた理由となります。
生活パターンの固定化を脱したい話
ここからは別の話です
2021年、コロナ禍ということもあって2021年コロナ禍が始まってから私は仕事以外ではほとんど人と会わずに過ごして来ました。
もちろん電車の中で知らない人と一緒にいるとか、そういったこともあるので接点がない、ということではありませんが休日は基本的には一人で過ごします(笑)。
で、一人で何をしているかと言えばこうしてブログを作ったり、本を読んで勉強したりしているのですが、
個人的に「んー」と思っているのが「生活パターンが固定化している」ということです。
固定化された行動パターンになっていて、少し変化を望んでいると言ったら良いでしょうか。
コロナ禍という時代もこれに拍車をかけているように思いますが、みなさまはどうですか?
生活パターン固定化していませんか?
またコロナ禍以外にこれは私自身の面倒くさがりな性格も影響していると思います。
例えば「フットサルや草野球に参加する」となったとき、
(1)SNSなどでやっている人を探す
(2)SNSなどでやっている人に連絡する
(3)道具を買いに行く
(4)当日のスケジュールを空けておく
(5)当日参加する(少し気を使いながらになるのかな?)
このように方法を考えることができるのです。
しかし以上の流れを行う必要があるように考えると、一気に面倒くさくなって来ます(そして結果的に行動しない)。
何気にブログを作ったり本を読んだりすることも結構好きなので、時間をガッツリ取られるなと考えることも億劫になる理由です。
そのため一人で好きなときに始められて完結もできる「料理」とか「ストレッチ」とか、そういったものに興味が向いて来たのでしょう。
また私は地元を離れているので、地元の友達と一緒に過ごしていれば活動的な引っ張っていってくれる友達も居たので、その人たちが勝手に私に色々刺激的な体験をくれたかもしれません
でも私一人の力ではなかなか難しいので、さぁ、どうしようかなぁ、なんとかしようかなぁ、と考えているところです
「活動の広がりが無い」と感じていることは事実ですから、何か、半日くらいでできるほとんど触れて来たことがない体験を2ヶ月に1回くらいでも良いから、初めて見たいなと2021年の年末、考えています。
2022年は面倒くさがりな自分に鞭を打ってそういった活動を取り入れた生活が可能になるでしょうか?
今はちょっと頑張ってみようという気持ちです!(頑張ろうー!)
例えば療育依頼の中で「先生、うちの子、趣味がなくてどうしたら良いでしょう?」と相談されたら?
どうしたらいいでしょうか?
相談されればね、例えば「自閉症者にカラオケを通して人との関わりを増やす!余暇活動の強化と対人相互作用の促進(ABA:応用行動分析コラム12)(https://en-tomo.com/2021/03/27/karaoke-program/)」、
でも書きましたが井澤 信三・山本 秀二・氏森 英亜 (1998) は自閉症の男の子にカラオケを教えた研究などもありますので、何かしら引っ張って来て親御様と相談しながら余暇活動の充実を教えることを考えます。
これは私だけではないと思うのですが、専門家ってクライアント様に提供できることを自分自身にも提供できているか?と言えば難しいところもあると思っていて、例えば「医者の不養生」という言葉もあるくらいです。
まぁともあれ2022年は未来の自分に期待します!
さいごに
本ブログも2020年3月から書き始めてまだ2年は経っていないけれども無事に2年目を迎えることができました。
実は本ブログをアップしていく以前(半年くらい前?)から少しずつ記事は書き溜めており、2020年はその記事を放出しながらハイペースでブログ更新をしていました。
途中から無理のないペースでということで金曜日のみ投稿、というスタイルとなりましたがとりあえず今はこの形で継続していければと思います
ブログ活動で文章を書くことで私自身が説明も上手くなるという恩恵がありました。
過去の辞めてしまったブログを作ったときもそうでしたが、文章を構成して書くことで、ABAについてご家族様や後輩に説明するとき説明が上手くなります。
これからも自身のスキルアップのためにも続けていきたいですね。
そしてそれ以上に「自閉症と診断されたけどどうしよう」と思うご家族様に「こういう方法もあるよ」、「もし迷っているならこういうことやってみない?」と、お役に立てれば一番嬉しい気持ちになります。
ビュー数というどのくらいのページが見られているか?などのデータ指標をブログ作成側は見ることができます(だれが見たか、とか個人情報は見れないよ)。
今年は去年と比べて約4倍のビュー数でした。
たくさんの人に見てもらえたこともとても嬉しかったです。
いつも見てくださってありがとうございます。
今回はこのようなABAも療育も全く関係のない話を書いてみました
こういうのもたまには良いのかな?
また是非Twitterなどでご連絡いただけると嬉しいです。
12月に入ってとても寒くなって来ましたね・・・。
みなさま、今年ももうすぐでおしまいですが、また来年もどうぞよろしくお願いいたします!
お風邪など召されませんようにぃ〜!ではまた来年!!
【参考文献】
・ 井澤 信三・山本 秀二・氏森 英亜 (1998) 年長自閉症児における「カラオケ」活動を用いた対人的相互交渉スキル促進の試み一行動連鎖の操作を通して一 特殊教育学研究 No. 36 (3), 31-40