このブログページでは「自然で直接的な強化子」についてご紹介します。
私は自然な強化子と読んでいますが英語だと「偶発的な強化子(Contingent Reinforcement)」と書いてあることもある強化子のことです。
私はABA自閉症療育で使用できるのであれば「自然で直接的な強化子」を使用した方が良いと考えているのですがこのブログページでは、
・ 自然で直接的な強化子はどういったABA自閉症療育の方法から提唱されてきたのか?
・ 自然で直接的な強化子とは何か?
・ 自然で直接的な強化子がABA自閉症療育で使用が難しいケース
・ 自然で直接的な強化子がABA自閉症療育で強調される理由
以上のテーマについて考えていきたいと思います。
自然で直接的な強化子はどういったABA自閉症療育の方法から提唱されてきた?
最初に自然で直接的な強化子はどういったABA自閉症療育の方法から提唱されてきたのか、私が思っている内容を記載していきましょう。
「自然で直接的な強化子」はABA自閉症療育では「NBI(Naturalistic Behavioral Interventions:自然主義的行動療法)」と呼ばれる療育方法で特に大切だよと主張されることが多く、
この主張はNBIの代表格である「PRT:Pivotal Response Treatment(機軸行動発達支援法)」が最初に主張を強めた内容だと思っています。
PRTなどの「NBI」は日本でもメジャーなABA自閉症療育のロバース派が主に使用する「DTT(離散型試行訓練:discrete trial teaching)」という療育方法と比べて
より自然で、構造化されていないという特徴を持っています。
William R. Jenson・Elaine Clark・John Davis・Julia Hood (2016) はPRTはDTTとは対照的に「ライフスタイル」と呼ばれることが多く、特に専門家によって実施される必要もないと述べました。
ただしWilliam R. Jenson他 (2016) はPRTもEIBIと同様に週25時間以上の療育が必要であるとも述べており、ライフスタイルと言っても、決して必要な療育時間が少ないというわけではありません。
ライフスタイルというのは療育時間を生活の中の時間に取り組んでいこうよ、というスタンスのことだと私は読み解いています。
構造化されたDTTと比較して、生活を通して療育を行なっていこうというPRTの姿勢は、ご家庭で療育を実践される際に取り組みやすさがあるかもしれません。
Robert L.Koegel・Lynn kern Koegel (2006) は著書の中でPRTテクニックを紹介しています。
Robert L.Koegel他 (2006) を参考にすればPRTのテクニックは、
子どもの注目・・・学習機会を提供する前に子どもに注目させる
子どもの選択・・・子どもの好みの、もしくは選択した教材や話題を扱い相互交渉中は子どものリードに従う
自然で直接的な強化子・・・課題に機能的かつ直接的に関係した強化子を扱う
維持試行との組み合わせ・・・獲得済みの課題と獲得中の課題を組み合わせる
試行を強化・・・目標試行的な行動が試みられたとき、妥当な試行を強化する
強化を随伴・・・正反応(適切な行動)の直後に強化子を提供する
以上のようなものがあります。
上から3番目オレンジの太文字下線を引いているところが今回のブログページのテーマです。
ABA自閉症療育で使用する自然で直接的な強化子とは何か?
強化子についてはこれまでもブログページでご紹介をしてきました。
まず最初に強化、強化子について簡単におさらいしましょう。
「強化」について私は、
特定の状況の下(A)で、特定の行動(B)が生起したとき、特定の結果(C)が伴う
その後、特定の状況の下(A)で特定の行動(B)が増加した場合、それを強化と呼ぶ
と人にお伝えしています。
強化については「(ABA自閉症療育の基礎19)オペラント条件付け−強化とは?(https://en-tomo.com/2020/08/13/operant-conditioning-basic-reinforcement/)」を参照
行動の前後の関係性から行動が増えたとき、それは「強化」、「強化随伴性」です。
これが強化でこのとき行動を増やした「特定の結果(C)」のことを強化子と言います。
このように「強化」の随伴性(一連の関連性)の中で行動を増やす結果のことを強化子と呼ぶのですが、では「自然で直接的な強化子」とは何でしょうか?
例えばあなたが私の前で「おはようございます」と元気にあいさつをしたとしましょう。
普通に考えればあなたの行動に対しての私の行動は、あなたに対して笑顔で「おはようございます」とあいさつを返すことです。
このようなコミュニケーションが返ってくることであなたの「私に対してのあいさつ行動」は強化される可能性があるでしょう。
しかしもし「あいさつを返す」以外の他の結果を提示することで、あなたの「私に対してのあいさつ行動」を強化しようと思ったら?
・ 「明日もその調子であいさつをしないと、あなたの評価は減点しますよ」(負の強化子)
・ 「良いあいさつだね、これをあげよう」と言ってコーヒーを渡す(正の強化子:物質)
・ 黙って1万円を差し出す(正の強化子:般性強化子)
あなたに対して笑顔で「おはようございます」とあいさつを返すことであなたの「私に対してのあいさつ行動」を強めようと思わなくとも、
以上のような結果を返すことであなたのあいさつ行動を強化できるかもしれません
このような以上のコミュニケーション以外の結果を返してあいさつ行動を強化することは不自然です。
不自然というのは、以上のようなコミュニケーション以外の結果をあいさつで返してくれる人は多くなく、
あまり一般的な結果ではないからでしょう
あいさつという行動に伴う自然な結果というのは、相手もあいさつを返してくれるという結果です。
このように行動に伴う一般的な結果によって行動が増加していったとき、それは自然で直接的な強化子と呼ばれます。
基本的に人とのコミュニケーションで返ってくる、行動を増加させる結果、笑顔や暖かい関わり、共感などの強化子は「社会的強化子」と呼ばれます。
自然で直接的な強化子がABA自閉症療育で使用が難しいケース
上記のあいさつの例の場合をお子様の療育に置き換えて考えてみましょう
あなたはお子さんが朝にあいさつをしないことを懸念していました。
なんでこの子は朝、あいさつをしないのかしら・・・
お子さんのあいさつ行動を教えるとき、以下のようなトレーニングが考えられます。
トレーニングを考える上で、ABAで行動を分析するときのユニットも参考に考えてみましょう。
上のイラストのユニットを使用し、「行動」と「行動の前後」を分けてトレーニング方法を考えてみましょう。
方法は色々ありますが、オーソドックスな1つのトレーニングの設定は以下のようなものです。
A:おかあさんがお子さんに「おはよう」とあいさつをする
B:お子さんがおかあさんに「おはよう」とあいさつをする
C:強化子が提示される
その後、お子さんがお母さんに「おはよう」とあいさつされたとき、お子さんがお母さんに「おはよう」とあいさつを返す行動頻度が増加する
このような設定を組んでトレーニングを行っていくことでなるでしょう。
このとき「C:Consequence」で強化子を提示し行動の増加を狙うのですが、
果たしてお子さんに対して「笑顔で、あいさつを返す」という結果が強化子として機能するのでしょうか?
PRTを提唱したケーゲルという研究者はもともとロバースという研究者のもとに居た若い研究者でした。
ロバース自身は社会的な強化の確立に関する研究は行っていたものの(参考 Tristram Smith・Svein Eikeseth, 2011)、
ロバースは自閉症のお子さんが人が提示してくれる笑顔等のコミュニケーションの結果が、全ての自閉症児に確実に強化子として機能するとは考えていなかったのだと思います。
Tristram Smith他 (2011) によればロバースは2010に他界してしまいました。
他界される少し前、2003に出版されたO.Ivar Lovaas (2003) のマニュアルには「食べ物、ストレスから逃れることなどの強力な一次性の強化子を使う」と記載されています。
もちろん、社会的強化子が機能するのであればそちらを利用することが推奨されていますが、
私自身も実際に自閉症のお子さんにABA自閉症療育を行なっていて、人から返される笑顔や賞賛が確実に強化子として機能するだろう、となかなか考えることが難しいお子さんがいることも事実です。
このように社会的強化子が強化子として機能しない(しずらい)というお子さんの場合はやはり、既に強化子として確立されているものの不自然な結果(お菓子やYoutubeなど)を返すことも療育の中で必要となってくるでしょう。
自然な強化子が強化子として機能するために、例えば相手からのコミュニケーションを自然の強化子として療育を進めるのであれば、社会的強化子がある程度、強化子として確立されている必要があります。
そうでなければ、社会的強化子が強化子として機能せず、増やしたい行動が増えていきません。
他にも、
また例えば50分から2時間程度、集中した療育を行うときで且つ、お勉強などの課題を重視する時間が長い場合、全ての課題中「褒め」だけで課題中のモチベーションをすごく強く保つことも難しい場合も考えられます。
お子さんにとって課題の負荷が高い場合、不自然であったとしても強力な強化子を使用してお子さんのパフォーマンスを上げ、療育を行っていかなければいけない場面も出てくるでしょう。
社会的強化子が強化子として機能しない、課題の負荷が高く強力な強化子が必要な場合
私たちは上記のような理由から自然ではない不自然な強化子を療育中に使用することがあります。
しかし不自然な結果を返すときは、例えば笑顔で「頑張ったね」「偉いね」「すごいぞ」などの賞賛を一緒に提示し、例えばお子さんが社会的強化子に対しての強化力(価値)が育っていくことは狙いましょう。
自然な強化子が強化子として機能しない(しずらい)ことはあり得ますが、今後その自然な強化子が強化子として機能するように、不自然な強化子と一緒に、自然な強化子を提示し続けることが大切です。
理論上は「不自然な強化子」と「自然な強化子」が時間的にかなり接近して対提示されれば、「不自然な強化子」も強化力を持ってくると考えられています。
この項で伝えたいことは、
確かにお子さんの行動を強化したいときに伴わせる強化子は、本来その行動に伴う一般的な自然で直接的な結果であることが望ましいものの、
全ての自閉症児がこのような結果が強化子として働くわけではなく、
そのような場合には不自然だけれども行動を増やす強化子を提示することが大切になってくるものの、
但し自然で直接的な強化子が機能することも大切なので、不自然な強化子と一緒に例えば笑顔や褒めるなどの自然な強化子も一緒に提示することが大切だよ
という内容でした。
自然で直接的な強化子が難しいと思うケースで最初に試して欲しいこと
ここまでコミュニケーションに伴わせる結果について「笑顔」、「褒め」をメインで書いてきましたが「くすぐり」や「抱っこ」などが効果的である場合は多いです。
お子さんが笑顔や褒めに対してあまり強化子として機能していなさそうに見えても、「くすぐり」や「抱っこ」を大いに喜ぶことがあります。
佐久間 徹 (2013) は強化子としておんぶを使うなども述べており、お菓子やYoutubeを使用する前にお子さんが喜ぶ身体刺激が伴う関わりを探してみることも大切でしょう。
佐久間 徹 (2013) が述べた強化子として使用する「おんぶ」や「くすぐり」、「抱っこ」は、
「課題ができた」ことに対して「笑顔」や「褒め」という結果ほどは「おんぶ」、「くすぐり」や「抱っこ」は自然ではありませんが、
「課題ができた」ことに対して「お菓子」や「Youtube」という結果よりは自然だと思います。
以下のイラストのように上手く「強化法」を使ってABA自閉症療育を行なっていきましょう。
下のイラストでは欲しいアイテムと一緒に「褒め言葉」や「くすぐり」を一緒に結果として提示していますね?
「おんぶ」、「くすぐり」、「抱っこ」の中では、私は「くすぐり」を多く使うのですが、「くすぐり」も少し奥が深くお子さんによって「ツボ」が違います。
手のひらが好きなお子さんやお腹が好きなお子さん、他にもゆっくり圧をかけてくすぐられるのが好きなお子さんや、細かくコショコショとくすぐられるのが好きなお子さん。
「さんー、にー、いちー」と「くるぞくるぞ」と期待感がある方が喜ぶお子さんもいますし、多角的に身体刺激が伴うコミュニケーションの結果を模索してみてください。
例えば「お腹あたり」をくすぐっても反応が薄くても、「背中」をくすぐると反応が良い!など「ツボ」がお子さんによって違うことがあります。
何か人との関わりがお子さんにとって強化子にならないか一生懸命探していきましょう
私が「良いな」と思うセラピストは療育後汗だくになっていることもあるのですが、
人との関わりを強化子として療育をするとき、
身体を使っていっぱい遊ぶ(おんぶ、抱っこなど)ことも大切だったりします
自然で直接的な強化子がABA自閉症療育で強調される理由
ABA自閉症療育で自然で直接的な強化子がABA自閉症療育で強調される理由について、私は重要な点が2点あると思っています。
以下この2点についてご紹介をしていきましょう。
自閉症児が見せる人への興味関心の薄さから
1点目は人間は社会的な生き物であり、生活をする上で笑顔や暖かい関わり、共感などが強化子として機能することは生活をしていく上で必要なことである可能性が高いからです。
これは「0か100か」ではありません。
例えば自閉症でない人でも「人との関わりが好きな人」、「人と関わることがあまり好きでない人」がいて、必ずしも「人と関わるのが大好き」でなくても良いと思っています。
だから、「人間は社会的な生き物だから、人のことを好きにならなければいけない」とまでいうつもりはないのですが、
あなたのお子さんがこれから年齢を重ねて行くとき、様々なスキルを教師や友達から学ぶことが期待されるはずです。
最低限、興味関心!とまでは言いませんが他者から影響を受けて行動が変化して行く程には、教師や友達という他者に対して気を向けられるようになって欲しいと思います。
ほとんど人からの関わりによって影響されないという状態よりは、
やはり人との関わりによって影響されることが多いことは行動の変化を促すでしょう
WHO (2018) によれば自閉症スペクトラムが持つ特徴の1つとして、
相互に関わり合うことや社会的なコミュニケーションを開始したり、維持したりする能力が持続的に欠ける
というものがあるのですが、
人への興味関心を増す努力を行いWHOが述べている状態を緩和して行く大切さを個人的には感じます。
人への興味関心が増すとABA自閉症療育ではどのようなことが期待できるようになるでしょうか?
人のことを良くみるようになります。気にするようになります。もしかするとマネをするようになるかもしれません。
もし以上のような活動が見られるよいうになっていけば、お子さんが周囲の人から影響を受け、勝手に学習が進んでいく可能性があります。
あなたが直接何かを教えなくても周囲の環境から学び、お子さんが成長して行く可能性があるのです。
ABA自閉症療育では教えたスキルが般化して欲しいから
ABA自閉症療育で自然で直接的な強化子がABA自閉症療育で強調される理由について、私の思う重要な2点目は「般化(Generalization)」に関係しています。
Shira Richman (2001) は般化について直接教えていない様々な場面や状況、人に応じて適切な行動を示すこと、また、教えられた型どおりではない応答を示すことと述べました。
ABA自閉症療育では教えたスキルが自分や特定の場面でしか出現せず、本当に出現して欲しい人の前や場面で出現しないことは、あまり意味がないと捉えます(ストイック!!)。
「(ABA自閉症療育の基礎39)オペラント条件付けー般化(https://en-tomo.com/2020/09/14/discrimination-learning-generalization/)」
では、
『「般化」は「弁別」とは対をなす概念』とご紹介したのですが、スキルを教えるときにあなたがお子さんに不自然な結果ばかり返してトレーニングを行っているとどうなるでしょうか?
例えばお母さんはあいさつをするとお菓子をくれます。
でも、お母さん以外の人はあいさつをしても(普通は)お菓子をくれません。
最初はお菓子をくれることを期待して、園の先生にお子さんはあいさつを返すかもしれません。
でも、お菓子がもらえない結果が繰り返され、且つ、お子さんが先生からの笑顔や褒めが強化子として機能しなかった場合
お母さんと先生を弁別(お菓子もらえる/もらえない)し、お母さんの前ではあいさつを返すけれども、先生の前ではあいさつは返さないという弁別学習が進む
このような弁別学習が生じ、結果としてあなたが起こしたかったお子さんの行動上の変化が生まれない可能性が出てきます。
お子さんから見れば「お菓子貰えんのやったら先生にはあいさつしなくても良いわ」となるかもしれません。
これを防ぐための1つの方法は?
例えばお母さんはあいさつをするとお菓子をくれます。
この部分を、
例えばお母さんはあいさつをするとお母さんは笑顔で頭を撫でて、褒めてくれます
に変更した形でトレーニングを行うことでしょう。
このように般化のことを考え、自分以外の他者がお子さんの行動に伴わせるであろう結果を使いトレーニングを行うことを意識するのです。
先生も「お菓子」はくれないかもしれませんが、お子さんがあいさつをしたときに「笑顔で頭を撫でて褒めてくれる」ことを(必要であればお願いすれば)行ってくれる可能性は高いでしょう。
果たしてトレーニングのときにあなたが提示している結果は、あなた以外の人が提示する結果と類似しているか?
このことを頭に入れながらABA自閉症療育を行いましょう。
以上、これまでにて下の画像についての解説を終了します。
さいごに
このブログページではABA自閉症療育で自然で直接的な強化子がABAの中のNBIという自然ベースな療育方法で主に大切にされていることを見てきました。
自然で直接的な強化子とは簡単に言えば、
行動に伴う一般的な結果が強化子として機能したとき、それが自然で直接的な強化子と呼ばれるということでした。
人間は社会的な活動を多く行う生き物ですので、人とのコミュニケーションが強化子として働き、行動が増加して行くことが自然です。
しかし自閉症児は人への興味関心が薄いということもあって、人とのコミュニケーションが強化子として機能しないケースがあります。
そのようなケースでは既に強化子として確立されているお菓子やYoutubeを使用してABA自閉症療育を行うこととなるのですがその際にも、笑顔や褒めという結果も対提示しましょう。
対提示によって、人からの笑顔や褒めてもらうことが強化力が持てるようになることを狙います。
また笑顔や褒めという結果以外の人との関わりについて、例えばくすぐりや抱っこというコミュニケーションは自閉症のお子さんに有効である可能性が高いことをご紹介しました。
笑顔やくすぐりが強化子として機能しない場合も、くすぐりや抱っこが機能しないかどうか試してみることも良いでしょう。
ABA自閉症療育で自然で直接的な強化子が推奨される理由として2点ご紹介しました。
1点目は人への興味関心が増すことで勝手に周囲の人に興味を持ち、勝手に学習が進んでいく可能性を上げるためでした。
そして2点目は般化のことを考えても、自然で直接的な強化子を使用した方が良いということでした。
このブログページで書いてきた自然で直接的な強化子を意識し、ABA自閉症療育ライフを楽しんでくださいね!
次のページではプロンプトフェイディングは何をどこまでフェイディングすれば良いか?
ということをテーマに書いていきます。
【参考文献】
・ O.Ivar Lovaas (2003) TEACHING INDIVIDUALS WITH DEVELOPMENTAL DELAYS 【邦訳: 中野 良顯(2011) 自閉症児の教育マニュアルー決定版・ロヴァス法による行動分析治療 ダイヤモンド社】
・ Robert L.Koegel・Lynn kern Koegel (2006) Pivotal Response Treatment for Autism:Communication,Social, and Academic Development 【邦訳 氏森 英亞・小笠原 恵 (2009)機軸行動発達支援法 二瓶社】
・ 佐久間 徹 (2013) 広汎性発達障害児への応用行動分析(フリーオペラント法) 二瓶社
・ Shira Richman (2001)Raising aChild with Autism A Guide to Applied Behavior Analysis for Parents 【邦訳: 井上 雅彦・奥田 健次(2009/改訂版2015) 自閉症スペクトラムへのABA入門 親と教師のためのガイド 株式会社シナノ パブリッシング プレス】
・ Tristram Smith・Svein Eikeseth (2011) O. Ivar Lovaas: Pioneer of Applied Behavior Analysis and Intervention for Children with Autism. Journal of autism and developmental disorders. 41 p375-378
・ WHO (2018)ICD-11 for Mortality and Morbidity Statistics : https://icd.who.int/browse11/l-m/en
・ William R. Jenson・Elaine Clark・John Davis・Julia Hood (2016) Comparisons of Pivotal Response Treatment (PRT) and Discrete Trial Training (DTT). University of Utah Department of Educational Psychology School Psychology Program