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行動の見方

  • 2022年3月18日

言葉を話さない人がモノを知っていることをどう証明する?(ABA自閉症療育での行動の見方16)

本ブログページで扱っている自閉症児で無発語と言われる言葉を話さないお子様にあなたは出会ったことがあるでしょうか? 自閉症は言葉の遅れはあると言われるものの、自閉症の診断基準には「言葉を話さないこと」は定義されていません。 例えばWHOは最新のICD-11において自閉症を、 自閉症スペクトラムは社会的相互作用や社会的コミュニケーションを開始・維持する能力に持続的な障がいがあり、年齢や社会文化的背景か […]

  • 2021年12月10日

測定する行動はどう観察し定義すれば良いか?(ABA自閉症療育での行動の見方14)

本章最近のブログページでは行動測定の心構えや少し期間を観察してから判断すること、クレバーハンスなどをご紹介していきました。 私たちは行動を観察し測定することでお子様の状態を把握し、支援(介入)方略を考え、そしてその支援を続けるかどうかについてもその後の行動観察、測定によって判断する、 というスタンスを私は推しているのですが、では測定する行動はどのように定義すれば測定しやすくなるでしょうか? 今回は […]

  • 2021年12月3日

お子様への不適切な関わりを「クレバーハンス」から学ぶ(ABA自閉症療育での行動の見方13)

皆様は「クレバーハンス」を知っているでしょうか? 心理学を専攻した人でも知っている人は少ないのじゃないかなと思うこのキーワード。 クレバーは英語で「賢い」の意味で、ハンスは「馬の名前」です。 この「クレバーハンス」がABA自閉症療育にどのような影響を与えるのでしょうか? 個人的に思うのはクレバーハンス効果について知らないでいると「今やっている療育の効果がほとんどなくなってしまう」と言っても過言では […]

  • 2020年7月10日

行動測定まとめ(ABA自閉症療育での行動の見方8)

このページで「ABA療育での行動の見方」の章を締め括りたいと思います。 ※ 本ブログページを書いたときはそう思っていたのですが、2021年9月24日より本章の続きを掲載し始めました このページは行動をどう測定するか書いた章のまとめページです。 医学モデルで考えても解決には至らない 例えばあるお子さんが不登校になったとしましょう。ある人は不登校になった原因について「あの子は自閉症だから」と説明したと […]

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