本章「シングルケースデザインと機能分析」の1つ前のページでは「シングルケースデザイン(SCD)」について概要を書いてきました。
本章でご紹介して行くSCDの方法はKpolovie Peter James (2016) の論文で紹介された5つ中、3つのSCDデザイン、そして「AーBデザイン」という4つの方法であると1つ前のページでは述べています。
本章の1つ前のブログページは『シングルケースデザイン(SCD)を学ぶ利点と何を学ぶか「はじめに」(シングルケースデザインと機能分析1)(https://en-tomo.com/2022/04/29/introduction-to-scd/)』でした。
『シングルケースデザイン(SCD)を学ぶ利点と何を学ぶか「はじめに」(シングルケースデザインと機能分析1)』で本章でご紹介して行くと述べたSCDの種類は以下のものです。
・ AーBデザイン
・ A→B→A→B design(逆転デザイン)
・ Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)
・ Changing-criterion design(基準変更デザイン)
について本章では学んで行きます。
今は上の言葉の意味がわからなくても全く問題ありません。
本章ではSCDを学んだその後「機能分析」について学んでいくのですが、SCDについて上で紹介した4つのデザインは全て、
本ブログページでご紹介するベースラインと比較して、どうかという視点で行動を観察して行く方法です。
そのためいずれのデザインを使用するとしても「ベースライン」についての知識が必須となります。
正しくベースラインのデータを取るためにはどうすれば良いか?
本ブログページではベースラインについて簡単に学んで行きましょう。
ベースラインとは何か?
ベースラインについて分かりやすく記載したPaul A. Albert & Anne C. Troutman (1999)の内容をご紹介します。
Paul A. Albert他 (1999) はベースラインのデータについて、
標的行動のオペラントレベルを示すデータ。オペラントレベルというのは治療を始める前の、自然な状態での行動の出現率である。ベースラインデータはプリテストと同じような目的を持ち、治療を行ったときの結果と比較検討される材料となる
と述べました。
「オペラントレベル」や「プリテスト」という専門用語も出てきていますので、上の文章を噛み砕いて私訳すれば、
介入(治療)前の今の状態を示したデータであり、介入中・後と比較してその介入が意味があるかどうか検討するときに使用するデータ
と言い換えられます。
介入とはお子様の行動問題に対して何かしらのアプローチを取ることです。
アプローチを取るとき、できればその前に今の状態を測定しておき、取ったアプローチに意味があるのかどうか観察します。
このとき「今の自然な状態を測定」することをベースラインデータを取る、と言うのです。
ベースラインがなければ行った介入アプローチに意味があるのかどうかの判断にはかなり主観が混じります
それでも良いとは思うのですが、人間の主観は特に不安などが介在するとき、より強い影響力を持つでしょう
人間の主観は特に不安などが介在するとき、より強い影響力を持つことについてのエピソードをご紹介させてください。
以下のエピソードは私が過去に出会った事例をいろいろミックスさせ、個人の特定ができないようにしている仮想エピソードですが、以下の様なこともある、ということでご紹介します。
例えば信じられないかもしれませんが私に「最近うちの子は学校で毎日おしっこを漏らすので、困っています」とご報告を下さった親御様が居たとします。
お母様も困っていたため、学校の担任の先生も協力してくれていました。
担任の先生はお子様がおしっこをもらしたかどうかを連絡帳に記録を書いてくれていたのです。
私が「毎日ですか?」とお母様に少し驚いた様子で聞いたとしましょう。
お母様が「えぇ、連絡帳を確認してみますね」と言って連絡帳を開いたとします。
すると実は直近の1週間、学校に通っている間の3日しかおしっこをもらしてはなかった、ということがあり得るです。
2週間前の期間も毎日ではなく4日しかおしっこをもらしていません。
信じられないかもしれませんがこう言ったこともあるのです
以上のエピソードは私が今まで体験したことがある内容を少し変えて個人が特定されないよう作った架空の内容ですが上のようなことがあり得ます。
もしかするとお母様は「今日、先生とお話しできるから、先生に今の状況を伝えたい」という気持ちでいっぱいになり「この子は毎日お漏らししている!」と私に報告してきたのかもしれませんが、大切なことは、
お母様は私にオーバーに伝えたかったり、嘘を伝えたかったわけではないと言うことです。
私にオーバーに伝えたり、嘘を伝えるメリットがお母様にはありません。
正しい情報を伝える方が有用だからです。
以上のエピソードでは人間というのは不安になったり焦ったりしていると、物事を客観的に観測することが難しい場合があるよ、
ということを示したエピソードでしょう
そのため、
少し面倒ですが特に本当に困った問題に当たったときは、ベースラインデータを取って行動観察することをお勧めします。
データ収集は面倒ですね?
地味で時間がかかる、爆発力も期待できない行為のように思うかもしれません。
しかし例えばRobert L.Koegel・Lynn kern Koegel (2012) はデータ収集に怯えないでください、データには圧倒的な説得力があると述べています。
私もそう考えていて基本的に、たまには運もあるかもしれませんが、簡単に何か成功を掴むことが難しいように、
何か上手く行く結果をある程度安定して得るためには地味な行為を続けて行くことが賢明でしょう
データ収集は実はそんな難しいものではありません。
やって行くうちに上手くなります。
取ったベースラインデータはグラフにして記載して行くのですが、ここからはそれについても見て行きましょう。
でも、やっぱり、少し面倒臭そうに感じるかもしれませんが是非お付き合いください。
ここからは以下2点、
・ ベースラインで出現するデータパターンは?
・ ベースラインの期間はどのくらいが必要か?
について書いて行きます。
ベースラインで出現するデータパターンは?
以下David H. Barlow・Michel Hersen (1984)でご紹介されているベースラインの3つのパターンをご紹介しましょう。
以下のイラストはDavid H. Barlow他 (1984)を改変したものです。
個人的には学生時代に読んだのですがめちゃくちゃ勉強になった1冊でした。
上の写真にあるDavid H. Barlow他 (1984)の本はSCDを本格的に学びたい場合は是非、手にとって読んで欲しい1冊です(但し内容は難しめ、ABA自閉症療育を学ぶ最初の1冊目としてはお勧めしない)。
David H. Barlow他 (1984)の本は数十年前の本ですがSCDの基本が書いてあり、今の時代であっても特に古さは感じられません。
以下からイラストでDavid H. Barlow他 (1984)を改変したデータを示しながらベースラインについて書いて行きます。
ここから示して行くデータは架空のデータです
架空のどのようなデータを考えて行くかというと、以下のようなシチュエーションで取られたデータとして考えて行きます。
お風呂に入る前に30分ほど余暇の時間があり、余暇の時間に弟くんを叩いてしまう、という問題行動を持つお兄ちゃんがいたとしましょう。
以下示すデータはその30分のうちにお兄ちゃんが弟くんを叩いた回数のデータです。
データは4月1日から1週間(7日間)取ったものと考えてください。
安定したベースラインデータ
まず最初に安定したベースラインデータです。
David H. Barlow他 (1984)はこのような安定したベースラインを理想的だと呼んでいます。
David H. Barlow他 (1984)が理想的と言った理由は治療介入の効果を分析し効果をはっきりと分離して考えることができるからです。
本ブログを読んでくださっている方は研究者ではないと思いますので、治療介入データの根拠を強く持てるデータの推移にあまり魅力を感じないかもしれません。
しかし今あなた(もしくはあなたと関わる専門家)が行っている介入が本当に効果がありそうかどうか、を知ることは未来にも繋がります。
少しこのベースラインデータがどのように役に立つのかもご紹介します。
次にご紹介するイラストは過去に本ブログ内で使用したプロットデータです。
ベースライン期とその後の期間(介入期)の比較を表しています。
これからご紹介して行くSCDデータの1つ「AーBデザイン」のデータですが、以下のような形になれば良いですね。
「AーB」デザインについてはまた次のページで詳しくご紹介して行きます。
上のイラストは架空のグラフで過去ブログ内でご紹介したイラストです
上のイラストグラフでは、ベースライン期、データは安定しています。
このイラストのデータのことです→
このような安定したベースラインが計測できたのち何かしらの介入を行い、問題行動が減って行く軌跡が観察された場合、その介入は効果があった可能性があるのです。
介入に効果があったという可能性を考えられることは重要でしょう。
本ブログページでは詳しく書きません(本章のちのブログページでご紹介すると思います)が、
「個体内エビデンス」という考え方があり、それはその個体(個人)に有効な方法を探すことでエビデンスベースドな介入を行うことができるのですが、
そのためにはその個体(個人)に有効であろう介入法を発見することが重要です。
そのため研究をする、という目的でなくても一応こういった安定したベースラインデータが取れると良い、というように考えるようにしましょう。
あなたのお子様に有効な介入を見つけるとき役に立つでしょう
次のデータを見てみます。
次のデータは悪化傾向を示すベースラインデータです。
悪化傾向を示すベースラインデータ
以下のイラストは悪化傾向を示すベースラインデータの例になります。
ベースラインとはここまで説明してきたように、介入前のデータで何も行っていない自然な状況を表すものでした。
グラフでは日々、弟さんを叩く頻度が増えて行っていることが表現されています。
「どんどん悪くなって行くのを、ただ見ている(観察してデータを取っている)」、という期間はあまり気持ちの良いものではないかもしれません。
データを見ればだんだんと弟くんを叩く頻度が増加しています。
但しこのベースラインデータについてDavid H. Barlow他 (1984)は悪化傾向のベースラインデータは治療介入によって効果がなければ逆の傾向が続くはずなので、治療介入の有効性を判定するベースラインとして受け入れうると述べました。
安定したベースラインより理想的ではないものの、このようなベースラインデータは治療介入を行ったときにその介入がお子様にとって有効かどうか判断するときに役に立つベースラインデータです。
次のデータを見てみます。
次のデータは改善傾向を示すベースラインデータです。
改善傾向を示すベースラインデータ
以下のイラストは改善傾向を示すベースラインデータの例になります。
ベースラインは介入前の何も行っていない自然な状況を表すデータです。
「どんどん良くなって行くのを、見ている(観察してデータを取っている)」期間は少し気持ちの良いものかもしれません。
安心しますね。
グラフから日々、弟さんを叩く頻度が減って行っていることが表現されています。
但し治療介入効果の判定という面で考えるとこのベースラインデータは頭を悩ませます。
David H. Barlow他 (1984)は研究という観点からこのパターンの大きな問題点は、改善がすでに生じていて治療介入を開始しても判断がつかないことであると述べました。
確かにDavid H. Barlow他 (1984)が述べているように研究という観点から見ればこのような改善傾向のベースラインデータは扱いが難しくまた、介入効果の判定という臨床上の側面からも頭を悩ませるデータではあります。
しかし個人的には「良くなっている」ということも大切かと思いますので、私自身はこのような改善傾向がベースライン測定時に見えてきた場合、そのまま様子を観察し続けるということでも良いという考えです。
このようなベースラインデータが出たときは親御様に「良かったですね!一旦、今のまま様子を見続けてみるのも良いと思います」
と伝えることもたくさんあります
以上、基本的なベースラインデータ3パターンを見てきました。
結局、私の解釈ではどのパターンであっても良い側面がある、ということです。
研究として考えた場合は最後にご紹介をした「改善傾向を示すベースラインデータの例」は介入効果を測る上で、良くなったときに疑問が残るため扱いが難しいのですが、今、本ブログを見てくださっている方は研究をするためにデータを扱うわけではない人も多いと思います。
じゃあベースラインデータを取ることに意味がないのかと言えば違って、観察をして計測してみることが大切でしょう。
観察をして計測をすることには大きな意味があるでしょう。
David H. Barlow他 (1984)の著書では他にも「変動性の高いベースラインデータ」、「悪化してから改善を示すベースラインデータ」、「改善してから悪化を示すベースラインデータ」が紹介されています。
そのようなパターンも確かにありますが本ブログページでご紹介した基本的な3パターンについてまず知っている、というところでABA自閉症療育を家庭で行う場合には大丈夫かな、と個人的には思うところです。
基本的に変動性が高かったり、悪化や改善の傾向が切り替わるベースラインデータの場合はベースラインを取る期間を長めに設けて安定が見られてから治療介入を行うという方向性になりますが、
個人的にはある程度ベースラインデータが取れてしまえば安定するまで取り続けるというわけではなく、介入してしまうというのでも良いかなと考えています。
また今回のようなデータをどのように取れば良いかについては例えば本ブログの中で言えば「行動をどう測定する?(ABA自閉症療育での行動の見方7)(https://en-tomo.com/2020/07/06/behavior-view-base4/)」などをご参考ください。
ベースラインの期間はどのくらいが必要か?
さて、上でお風呂に入る前に30分ほど余暇の時間があり、余暇の時間に弟くんを叩いてしまう問題行動を持つお兄ちゃんがおり、30分のうちにお兄ちゃんが弟くんを叩いた回数のデータということを例として書いてきました。
データは4月1日から1週間(7日間)取ったものと考えてくださいと伝えたので、例ではベースラインデータを7個取ったことになりますね。
上では7つ取りましたが、一体いくつくらいベースラインデータは取れば良いのでしょう?
例えばGhaleb H. Alnahdi (2013) は最低3つは必要であると述べています。
最低3つと言っているので少なくともそれくらいは必要だよということです。
またMichele A. Lobo・Mariola Moeyaert・Andrea Baraldi Cunha・Iryna Babik (2017) は少なくとも5つあることが望ましいと述べています。
5つあれば個人的な感覚としては基本的には充分と感じるところです。
※ 但し、3つでも良いと思います。慎重に行くなら5個あれば更に堅いデータとなるでしょう
私自身も大学院生時代に少なくとも3個は必要で5個くらいあったら良いと教えられました。
そのくらいのプロット数があれば、ということを知っておきましょう。
私は現在フリーランスで仕事としてABA自閉症療育や心理カウンセリングを行っているため、
介入までの期間を長く取ることがなかなか難しいです
行った・来てもらった・オンラインで話を聞いたその日中にある程度の結果が期待されます
そのため私自身はプロットデータが2つとかでも介入を開始することもありますが、これは本当はあまり正しくない(その中でなんとかしようと努めますが)のかもしれません。
あまりなれていないうちで時間的に余裕があればできれば3個ー5個くらいはデータを取ってから介入を始めるようにしましょう。
他に注意したいこととして、1日の中でベースラインデータを3個とか5個とか取れる場合もあると思います。
例えば食事中の立ち歩きなどだったら3食機会があれば3回ベースラインデータを取れますね?
しかし特に特別な理由がない場合は問題行動に関しては日を分けてデータ採取した方が良いでしょう。
理由は毎日のコンディションが違う(例えば寝不足とか、金曜日にやっている好きなTVを見た後だったりとか)ため、1日だけで観測したデータはあまりデータとしての客観性がありません。
他にも個人的に思うことは「どの時間に測定するか?」場面を限定した方が有効です。
このことも記載したブログページ「測定する行動はどう観察し定義すれば良いか?(ABA自閉症療育での行動の見方14)(https://en-tomo.com/2021/12/10/behavior-definition-point/)」もご参照いただければ更に理解が深まると思います。
以上ベースラインについて書いてきました。
本格的にデータを取ってABA自閉症療育を行いたいのであれば参考になるでしょう。
宮下 照子・免田 賢 (2007) は行動を変化させるためには、まず行動の観察から始めると述べています。
もし行動を変化させたいと本気で思っているものの、全く手段が見つからず頭を悩ませている場合、ただ観察をしてみてベースラインデータを取ってみるところから始めてみるのはいかがでしょうか?
そのことで発見できる何かがきっとあると思います。
ちょっと面倒だと思うのは、私もそう思いますが(笑)
さいごに
本章でご紹介していくシングルケースデザイン(SCD)はこのような行動観察を行い、
観察によって得られた数値をプロット化しグラフに落とし込んで考えるという非常に地味な作業を要するものです
非常に地味ですが個人的にはとても強力な行動の見方かと思います。
本ブログページでは「ベースラインって何?」というところから始め、
「ベースラインで出現するデータパターンは?」、「ベースラインの期間はどのくらいが必要か?」ということについて見てきましたね。
「ベースラインで出現するデータパターン」については一旦ご紹介した3つのパターンを覚えておけば良いでしょう。
「ベースラインの期間はどのくらいが必要か?」については3個から5個を目安に考えて見てください。
SCDで行動観察し、治療介入をおこなって行く方法は確かに少し専門的で、
・ 正しくデータを測定する必要がある
・ 測定する行動を正しく定義する必要がある
・ 測定する指標を選択する必要がある、例えば「頻度?」「確率?」「維持時間?」「強度?」「潜時時間?」などいろいろなものをデータ化することができる
など他にも覚えて行く必要がある知識がありますが、これらの知識の一通りについては、
本ブログページでも参考ページとしてご紹介したページが紹介されている「ABA自閉症療育での行動の見方(https://en-tomo.com/category/aba-view-of-behavior/)」という章で書いていきました。
是非ご参考にしていただけると幸いです。
特に「ABA自閉症療育での行動の見方」の一桁台はそういった内容になっていると思います。
SCDは強力です。
知って少し使用するだけでもあなたの療育感が変わると思います。
さぁベースラインについて理解が深まったところで次のブログページでは「AーBデザイン」について見て行きましょう。
科学的なエビデンスがあるというレベルの行動測定ではありませんが、知っているとお手軽に使うことができます。
「AーBデザイン」を知っているだけでもだいぶんと強いです。
次のブログページで「AーBデザイン」について見て行きます。
【参考文献】
・ David H. Barlow・Michel Hersen (1984) SINGLE CASE EXPERIMENTAL DESIGNS; Strategies for Studying Behavior Change 2/ed 【邦訳: 高木 俊一郎・佐久間 徹 (1988) 一事例の実験デザインーケーススタディの基本と応用ー 二瓶社 (改訂 2008)】
・ Ghaleb H. Alnahdi (2013) Single-subject designs in special education: advantages and limitations. Journal of Research in Special Educational Needs
・ Kpolovie Peter James (2016)SINGLE-SUBJECT RESEARCH METHOD: THE NEEDED SIMPLIFICATION. British Journal of Education, Vol.4, No.6, pp.68-95, June 2016
・ Michele A. Lobo・Mariola Moeyaert・Andrea Baraldi Cunha・Iryna Babik (2017) Single-Case Design, Analysis, and Quality Assessment for Intervention Research. Journal of Neurologic Physical Therapy. 41(3) p187–197
・ 宮下 照子・免田 賢 (2007) 新行動療法入門 ナカニシヤ出版
・ Paul A. Albert & Anne C. Troutman (1999) Applied Behavior Analysis for Teachers:Fifth Edition【邦訳 佐久間 徹・谷 晋二・大野 裕史 (2004) はじめての応用行動分析 二瓶社】
・ Robert L.Koegel・Lynn kern Koegel (2012) Pivotal Response Treatment for Autism Spectrum Disorders 【邦訳 小野 真・佐久間 徹・酒井 亮吉 (2016) 発達障がい児のための新しいABA療育 PRT Pivotal Response Treatmentの理論と実践 二瓶社】