本章「シングルケースデザインと機能分析」の1つ前のページでは「Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)(マルチプルベースラインデザイン)」について概要を書いてきました。
本章でご紹介して行くシングルケースデザインSCDの方法はKpolovie Peter James (2016) の論文で紹介された5つ中、3つのSCDデザイン、そして「AーBデザイン」という4つの方法であるとここまで述べて来ました。
それらは以下のものです。
・ AーBデザイン
・ A→B→A→B design(逆転デザイン)
・ Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)
■ Changing-criterion design(基準変更デザイン)
本ブログページでは上の中から「■」のついた「Changing-criterion design(基準変更デザイン)」について解説をして行きましょう。
※ 本ブログページでは「基準変更デザイン」と記載させてください
Changing-criterion design(基準変更デザイン)とは何か?
「基準変更デザイン」について島宗 理 (2019) は、
標的行動を強化したり弱化(※罰のこと)したりする基準を段階的に変え、それに対して行動の測度が変わるかどうかを確かめることで、強化や弱化の手続きが行動を制御しているかどうかを検討する
と述べています。
以下、参考のグラフイラストを作成しました。
以下のデータは仮想の登園しぶりの不登園児に支援を行った介入データだと思ってください。
また以下のグラフは分かりやすいようにデータのばらつきを考慮していません。
実際はデータのばらつきが生じるため以下のような綺麗なグラフが出現することはほとんどないと思いますが、
この方が「基準変更デザイン」について分かりやすいと思ったので以下のようにデータを作成しました
上のイラストでは、お子様の登園確率は、
ベースライン期は0パーセント、
介入第一期は20パーセント、
介入第二期は40パーセント、
介入第三期は60パーセント、
介入第四期は80パーセント、
となっています。
グラフの見方
下部分「1週間単位の時間軸」と書かれた上に1~15の数字が振ってありますが、1と2と3のところの「平均0パーセント(縦軸のお子様の1週間の登園確率のパーセンテージ)」の記載をご覧ください。
「平均0パーセント」部分は1週目、2週目、3週目(1と2と3)の間(21日間、平日のみカウントすれば15日間)、お子様の1週間の登園確率が0パーセント(0回)であったことを示しています。
同じように4と5と6のところは「平均20パーセント」と記載がありますが、これは4週目、5週目、6週目の登園確率のデータです。
縦軸はお子様の1週間の登園確率、横軸は時間を示しますが1つのプロットが1週間を示します。
・・・・・・
仮想ケースではお子様と話し合いながら介入計画を立ててきました。
建てた介入計画では「月・火・水・木・金」と書いた紙を用意し、その下にシールを貼る場所を作っておきます。
そして「介入第一期」のときは「もしこの中(月・火・水・木・金のいずれか)で、シールを1枚貼ることができたら、土曜日にお母さんがお寿司屋さんに連れて行ってあげる」という条件のもと介入を行いました。
そして上でご紹介したグラフ、介入第一期のデータを見ると1週間に1回、登園することが成功した(登園確率20パーセント)が達成できています。
実はこの手続き以前ご紹介した奥田 健次 (2005) の「不登校を示した高機能広汎性発達障害児へ の登校支援のための 行動コ ンサルテーショ ンの効果 ートークン・エコノミー法と強化基準変更法を使っ た登校支援プログラムー」という論文で使用されているアイディアを参考にしたものなのですが、
私もこのような手続きを使うことが多いです。
奥田 健次 (2005) 「不登校を示した高機能広汎性発達障害児へ の登校支援のための 行動コ ンサルテーショ ンの効果 ートークン・エコノミー法と強化基準変更法を使っ た登校支援プログラムー」の論文については、
「ABAを用いたアスペルガー・ADHDの小学生不登校児支援、学校へ行こう(ABA:応用行動分析コラム17)(https://en-tomo.com/2021/06/11/aba-school-refusal-intervention/)」
でご紹介していますので気になる方は是非ご覧ください。
上のブログ記事でも書いていますが私はこの論文を見たのは学生時代だったのですが、
私自身が特に不登校や引きこもりという臨床領域に興味を持っていたこともあってかなり気に入っていた論文の1つです
またこの論文でも本ブログで扱っている基準変更デザインが使用されています。
※ 論文中は「強化基準変更法」という名前が使用されているが本ブログページでご紹介している「基準変更デザイン」と同じもの
話を戻して、
「介入第一期」のときに「もしこの中(月・火・水・木・金のいずれか)で、シールを1枚貼ることができたら、土曜日にお寿司屋さんに連れて行ってあげる」という条件のもと介入を行ったところ、
1週間に1回、登園することが成功した(登園確率20パーセント)が達成できたとします。
そのとき、次は週に2回登園する(登園確率40パーセント)のに挑戦する、
というように、
介入の達成基準(強化基準)を変更しながら行っていくデザインが「基準変更デザイン」です。
「基準変更デザイン」はこのように達成基準(強化基準)を変更して行くデザインで、
・ 特定の達成基準に到達するまで支援が行われ、特定の達成基準に安定して達するまで支援が続けられる
・ その後、達成基準をさらに厳しくしてまた基準に達成するまで支援が続けられるという研究デザイン
となります。
ここまでの内容ではあまり「基準変更デザインとは?」のイメージが掴みにくいかもしれません。
次に基準変更デザインが持つ理論的根拠について見て行くのですが、それを見て行っていただく中でもう少しイメージしやすいように書いていきます。
基準変更デザインの持つ科学性の理論的根拠
さて、ここまで基準変更デザインがどういったものなのかについて概観を書いてきました。
本項目では「基準変更デザインがどのような理由で科学性の理論的根拠と言われるのか」について分かりやすく書いていきましょう。
David H. Barlow・Michel Hersen (1984) は基準変更デザインについて、
当初のベースラインの測定がすむと、一定の基準に安定して達するまで治療が続けられる
そこで、基準をより厳しくしてまた基準に到達するまで治療を継続する
ベースラインをAとし、初めの到達基準をBとするならば、前段階のBが今度は新しいベースライン(A1)となり、次の基準(C1)が設計される
このようにして次の行動を段階的に最終の目的(あるいは基準)に安定して達するまでにする
と述べています。
難しい、ややこしいですよねぇ
そこで、これを先ほどご紹介したグラフに当てはめて考えてみましょう。
上のイラストを見てください。
上のイラストで「介入第一期」のところに説明書き(A)(B)(C)を書きましたが、「介入第一期」だけでなく全フェイズで同じです。
まず(A)吹き出しのところ「介入第一期だったものが・・・」とありますが、
「介入第二期」に移行するとき、この介入第一期のデータは「介入第二期のベースライン」としても扱います(Bの吹き出し部分)。
同じように「介入第三期」に移行するとき、この介入第二期のデータは「介入第三期のベースライン」として扱うのです。
このことを基準を厳しくして行く中で繰り返して行っていきます。
過去の介入フェイズをベースラインデータとして扱うのですが、データが安定しているため、
(C)、介入第一期で安定していたので何も介入しないと緑枠のデータが予測できるとも言えるでしょう。
つまり介入第二期のフェイズで見たとき、介入第一期を続けているだけでは介入第二期の行動変化は生じなかった可能性が高い(= 行動変化は介入第二期の影響が考えられる)という解釈です。
そのことを何度も積み重ねて行くことで「その介入に効果がある可能性が高い」ということの理論的根拠を主張するデザインが基準変更デザインであると言えます。
日本行動分析学会 (2019) は基準変更デザインでは独立変数を一定に保っている間は従属変数の値が安定し、独立変数を操作すると従属変数が変化することを繰り返し示すと述べました。
これは簡単に言えばここまで書いてきた内容と同じで、同じ介入方法を安定したタイミングで基準を厳しくし、繰り返すと読み替えていただいて構いません。
日本行動分析学会 (2019) は基準変更デザインの利点は、
反転法(※ ABAデザインやABABデザインのこと)のように実験条件を撤回したり、多層ベースライン法(※ マルチプルベースラインデザインのこと)のように複数の従属変数を用意したりせずに、内的妥当性を高めることであると述べています。
内的妥当性を高めるというのは「介入効果が妥当である」ということを高めるということです。
「反転法のように実験条件を撤回したり」とは少し上で書いたように、上手く行っている介入を撤去する必要がなくても内的妥当性が高められるデザインだ、ということで、
「多層ベースライン法のように複数の従属変数を用意したりせず」というのは複数の測定するデータがなくても内的妥当性が高められるデザインだ、ということになります。
最後にもしあなたがABA自閉症療育で基準変更デザインを使用するのであれば、
どういったターゲットのときに使用しやすいだろうかについて私なりの考えを書いていきましょう
基準変更デザインを使うことが良いと思う介入ターゲット
私が基準変更デザインを実際に使用するときはお子様と面接をして一緒に頑張ることを決め、最初にどれくらい頑張れそうかの達成基準(強化基準)を打ち合わせて行うホームワーク形式がほとんどです。
例えば以下のイラストを見てください。
以下は「(ABA自閉症療育の基礎70)言葉の遅れの少ないお子さんへの適正行動増・問題行動減の療育支援ホームワーク(面接・SST・行動契約)(https://en-tomo.com/2021/01/03/hf-homework-setting/)」というブログページでご紹介した仮想ケースのホームワークシートです。
このようにホームワークを組むことをABAの介入では「行動契約(こうどうけいやく)」と呼びます。
Raymond .G .Miltenberger (2001)によれば行動契約には5つの基本的な構成要素が含まれており、それは、
(1) 標的行動を決める
→ 明確な客観的な用語で記載する
(2) 標的行動の測定方法を記載する
→ 標的行動が生じたかどうか証明できる必要がある
(3) その行動をいつ行うのかを記載する
→ 標的行動をいつ行うのかを記載する
(4) 強化と弱化(※ 罰)の随伴性を決める
→ 行動の結果どのような強化を受け、また罰を受けるのかを定義する
(5) その随伴性を誰が実行するかを決める
→ 誰が、何を実行するものかを決める
です。
イラストでは「たろうくん」が行うホームワーク「さとう先生にお花を見せる」が題材となっています。
イラストには上で示した(1)(2)(3)(4)が行動契約のどこに入っているかを記載しました。
「(5) その随伴性を誰が実行するかを決める(誰が、何を実行するものかを決める)」はシートにこそ記載はありませんが、もちろん「たろうくん」です。
上のイラストでは「さとう先生にお花を見せる」について「1日」「3日」「5日」「8日」「10日」「12日」と2週間の間で6回(日)の機会が設けられています。
この介入を初める前、ベースライン期では一度も「さとう先生にお花を見せる」が無かったとすればベースラインは「0」です。
上の行動契約介入を行ったところ6回の機会で2回ほど「さとう先生にお花を見せる」が達成することが1ヶ月(2週間を1期間として2期間)観察されたしましょう。
達成基準はイラストにも記載がありますが「6回 の うち ◯ が 2こ よりも おおければ お母さん が にちよう日に しょくぶつえん に つれていってくれるよ」です。
行動契約介入を行ったところ6回の機会で2回ほど「さとう先生にお花を見せる」が達成することができた、とはつまり、この基準が達成されたということになります。
そして6回の機会で2回ほど「さとう先生にお花を見せる」が達成することが1ヶ月半(3週間を1期間として2期間)観察された場合、
これは6回の機会で2回(33パーセント)が3プロット並んでいるわけです。
この期間を「介入第一期」と捉えた場合、次は例えば、
「6回 の うち ◯ が 4こ よりも おおければ お母さん が にちよう日に しょくぶつえん に つれていってくれるよ」
と達成基準を変えていけば良いでしょう。
このとき次の達成基準は6回の機会で4回(67パーセント)です。
これまでも見てきたように、上のイラストのように介入第二期のときには介入第一期は介入第二期のベースラインとしても扱います。
介入第一期のデータが安定しているが故に、もし介入第二期に移行しなかった場合の予測としては緑色のプロットの推移であっただろう、と予測することが可能となるのです。
さて本項タイトルは「基準変更デザインを使うことが良いと思う介入ターゲット」となります
そのため「基準変更デザインを使うことが良いと思う介入ターゲット」をいくつかご紹介しましょう
先ほど例で出した「さとう先生にお花を見せる」というターゲットすらも可能ですので、かなり幅広い行動をターゲットとして扱うことができます。
「不登校」や「不登園」と比べて「さとう先生にお花を見せる」はかなり細かな柔軟性のあるターゲットでしょう?
そのため「基準変更デザインを使うことが良いと思う介入ターゲット」は、
「不登校」や「不登園」といったものだけではなく、
お子様と相談をして「これくらいだったら頑張れそう」とお約束(行動契約)を結んで行えるものであればなんでも構わないと思います。
注意点としては行動契約をお子様と結ぶ場合、お子様と話し合って基準を決めて行く必要があるので、お子様にある程度のお話ができるスキルは必要です。
例えば「不登校」や「不登園」、「さとう先生にお花を見せる」以外に思いつくものとしては、
・ 朝起きて「おはよう」とお母様にあいさつをする
・ 夜寝る前、9時になるまでにおもちゃを自分で片付ける
・ お友達を自分から遊びに誘う
・ ご飯を食べ終わってから1分以内に食器をシンクに持って行く
・ ご飯中、離席せしない
・ お友達に悪口を言わない
・ お友達を叩かない
・ 忘れ物をしない
など幅広いターゲットが可能です。
また上ではオレンジ色のプロットと青色のプロットに分けていますが青色のプロットは「〜ない」系の否定系でターゲットが記載されています。
このような『「〜ない」系の否定系』は「死人テストをパスしない」という理由でABAではあまり望まれるターゲット設計ではありません。
但し個人的には行動契約ではこのような『「〜ない」系の否定系』であってもあまり無理なくターゲットに組み込んで介入をしていける点は魅力の1つだと感じています。
「死人テスト」については「死人テスト・行動の過剰と不足(ABA自閉症療育での行動の見方2)(https://en-tomo.com/2020/06/29/behavior-view-base/)」をご覧ください。
本ブログページは基準変更デザインのご紹介ページですので、少し脇道に逸れてしまう内容かもしれませんが、
以下にこのような行動契約を使って介入を行うときのコツについても少しご紹介しましょう。
行動契約を使って介入をするときのコツ
コツ1つ目
ここまでご紹介をしてきた行動契約を用いた介入を行うときのコツとして、
達成基準を変更する際に急にお子様から見て達成基準が難しすぎないようにすることには注意しましょう。
可能であれば次の達成基準もお子様と話し合いながら決めて行ってください。
お子様が「これだったらやっても良いかも」というところではじめなければいけません。
というより、特にこの手の介入を行うときはそもそも「失敗させない」プランニングが大切です。
コツ2つ目
コツの2つ目ですが、前提として「本人は今できていない」という現状があります。
基準変更デザインを用いた行動契約設計について本ブログページでは「これができたらX」という強化子を設計するデザインで書いてきましたが、
「本人は今できていないことには理由がある」ことにも注目しましょう。
例えば「不登園」の場合、過去にお友達から暴力を受け、そのことが恐怖で不登園になってしまったというケースを考えてみてください。
「登園をXパーセント行うと、お菓子を買ってあげるよ」という行動契約は確かにお子様から魅力的かもしれませんが、
これは暴力を受けたことに対する恐怖の何の解決にもなっていません。
ですから「登園をXパーセント行うと、お菓子を買ってあげるよ」という行動契約だけでなく、
「もし次に同じ状況になったらどうするか?」、例えば「大きな声で先生を呼ぶ」、「逃げて先生に助けを求める」とか「基本的には先生の近くで過ごす」などの「本人が今できていないことの理由」に対応するスキルの獲得、そして必要であればロールプレイを通して練習を行うことも大切です。
コツ3つ目
「登園をXパーセント行うと、お菓子を買ってあげるよ」という行動契約は少し不自然ですよね?
例えば「じゃあお菓子をずっと買ってあげるのか?」ということは問題に思うかもしれません。
本来、登園に伴う強化子は「お友達との関わり」や「活動が楽しい」などが自然です。
最初はお菓子のように自然でない強化子が伴う設計で介入を行ったとしても、最終的には「お友達との関わり」や「活動が楽しい」などの自然にその活動に伴う強化子に触れることが行動のモチベーションに繋がって行くことが大切でしょう。
そのためお友達と仲良く遊ぶことや活動に参加していることを先生に褒めてもらうといった登園に伴う自然なモチベーションを受けられるようにし、お菓子から自然なものへ移行して行くことも大切になると思います。
そして登園できたことをしっかりと親御様も褒めてあげて「あなたはすごいんだ!」ということを伝え、自身の達成感等で登園のコントロールが効くことを狙っていきましょう。
さいごに
本ブログは基準変更デザインをご紹介したブログページでした。
本ブログで書いてきましたが基準変更デザインとは、
介入の達成基準(強化基準)を変更しながら行っていくデザインです。
そして介入第一期が次のフェイズでは介入第二期のベースラインとなる、
介入第二期が次のフェイズでは介入第三期のベースラインとなる、
というフェイズが変化するデザインでした。
基準変更デザインはそのことを何度も積み重ねて行くことで「その介入に効果がある可能性が高い」ということの理論的根拠を主張するデザインが基準変更デザインです。
私自身はこの基準変更デザインは結構好きで、特に本ブログページで書いてきたように行動契約のホームワーク設計で取り入れることがあります
特に何かの達成率を上げていきたいなと思ったとき、使ってみてはいかがでしょうか?
本章ここまでで「シングルケースデザインと機能分析」の「シングルケースデザイン(SCD)」の部分として、
・ AーBデザイン
・ A→B→A→B design(逆転デザイン)
・ Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)
・ Changing-criterion design(基準変更デザイン)
についてご紹介をしてきました。
次のページでは上の4つについて簡単にまとめを行いその後、本章タイトルにもある「シングルケースデザインと機能分析」の「機能分析」のページに入っていきましょう。
【参考文献】
・ David H. Barlow・Michel Hersen (1984) SINGLE CASE EXPERIMENTAL DESIGNS; Strategies for Studying Behavior Change 2/ed 【邦訳: 高木 俊一郎・佐久間 徹 (1988) 一事例の実験デザインーケーススタディの基本と応用ー 二瓶社 (改訂 2008)】
・ Kpolovie Peter James (2016)SINGLE-SUBJECT RESEARCH METHOD: THE NEEDED SIMPLIFICATION. British Journal of Education, Vol.4, No.6, pp.68-95, June 2016
・ 日本行動分析学会 (2019) 行動分析学辞典 丸善出版
・ 奥田 健次 (2005) 不登校を示した高機能広汎性発達障害児へ の登校支援のための 行動コ ンサルテーショ ンの効果 ートークン・エコノミー法と強化基準変更法を使っ た登校支援プログラムー 行動分析学研究 第20巻 第1号 p2-12
・ Raymond .G .Miltenberger (2001)Behavior Modification : Principles and Procedures / 2nd edition 【邦訳: 園山 繁樹・野呂 文行・渡部 匡隆・大石 幸二 (2006) 行動変容方入門 二瓶社】
・ 島宗 理 (2019) 応用行動分析学 ヒューマンサービスを改善する行動科学 新曜社