みなさんはコントロールの強いお子様と関わったことがあるでしょうか?
例えば私はABA自閉症療育を通してさまざまなお子様と関わっています。
その中で「コントロールの強いお子様」もいらっしゃるのですが、今日はそのようなお子様にどのように関わっていけば良いのかについて書いて行きましょう
「コントロールの強いお子様」を一般的な言い方で表現すると「我が強い」とか少し嫌な言い方をすれば「わがまま」というように表現されるかもしれません。
自閉症や発達に遅れのあるお子様もさまざまなお子様がいらっしゃいます。
さまざまなお子様がいらっしゃいますので、もしあなたが子育てに悩んでいたとしても本ブログで書いている「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」というタイプのお子様の悩みは無いかもしれません。
今日は最初に「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」とはどういったことなのかについて最初に考察を行い、そののちに私自身はどのように関わり合っていけば良いと思うのかについて書いて行きましょう。
「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」はどのように捉えれば良いか
「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」とはどういったことでしょうか?
そのヒントとして、そもそも私たちは相手にどのような関わり方をされれば「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」と思うのか、その点について考えてみたいと思います。
「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」と相手に対して印象を持つとき、どういったときにそう思うのでしょう?
私たちは自身の趣向性ややりたいことがあるでしょう。
例えば誰かと関わっていて、私自身が「やりたいこと」があったとき、相手も同じように「やりたいこと」があります。
普段、良好な人間関係、それはそれぞれが譲り合うタイミングを持っている、タイミングによってそれぞれが「自分自身のやりたいこと」を一緒に行なっている、そういった印象です。
このとき「相手のやりたいことに合わせる」ということも、広い目で見れば『私自身が「やりたいこと」』の中に位置付けられるでしょう
私自身が「やりたいこと」があるのであれば、相手も同じように「やりたいこと」がある。
しかし相手と関わるときはいつもずっと「相手のやりたいこと」を通される。
私が思う「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」と相手に対して印象を持つときとは、
私自身の「やりたいこと」について相手は全て(もしくはほとんど)付き合ってくれることはなく、関わりの中で相手のやりたいことでばかり自分の時間が費やされる、そういった人です。
これは「量」や「割合」の問題でもあり、そういった「相手のやりたいことを通してくる」量や割合が多ければ多いほど「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」という印象を多く持ちます。
さて、ここまでの内容が私の思う「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」という印象を持つ相手です。
みなさまはどのように思われるでしょうか?
またそのような人は良好な対人関係が築けると思うでしょうか?
例えば嶋崎 まゆみ (1997) は「選択行動」の理論で問題行動を捉えたとき、お子様の問題行動は以下のように捉えられると述べています。
「選択行動」とは「衝動性」や「セルフコントロール」など扱ったABAの研究領域です。
手や口を出したい衝動を我慢することによって周囲から適応的であると遇されること(遅延大強化)よりも、衝動に駆られて行動することによってその場の欲求は満たされるが(即時小強化)、結果的に罰を受けるような行動を選択してしまうことを意味している。
同時に、この様な行動傾向は現実の生活場面では周囲の大人や仲間からも問題行動あるいは不適切行動とみなされがちである
嶋崎 まゆみ (1997) を参考に「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」なことが多い行動パターンを考えてみると、
短期的には自分の好きなようにできる結果が手に入るものの(即時小強化を手にいれる)、長期的には良好な仲間関係の形成が難しい(遅延大強化を手に入れることが難しい)状態、
であると考えられます。
良好な対人関係の形成が難しければ将来、その人が周囲の人から受ける社会的な強化の量や質は低下してしまう可能性があるでしょう。
例えば具体的にはこれは、友達と思い出を作ったり、何か困ったときに仲間が助けてくれる機会や可能性の量が少なくなる可能性があると思います。
では次に「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」なお子様にセラピーを行うとき、また生活の中で関わるとき、具体的にはどのような状態が多いのでしょうか?
次はそのことについて見て行きましょう。
セラピー中や関わりの中での「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」とは?
もしあなたがABA自閉症療育をご家庭で行なっている、
またはそういったお子様と関わっている(育てている)とき、
「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態とはどういったお子様でしょうか?
まずはABA自閉症療育セラピーの場合です。
・ 自身のやりたい活動でないと泣く、怒るなどの強い癇癪を示す
・ 自分のタイミングで離席をし、席に戻そうとすると泣く、怒るなどの強い癇癪を示す
・ 勝負事をして負けることが許されない、勝てないと泣く、怒るなどの強い癇癪を示す
などが考えられるでしょう。
「強い癇癪を示す」、このことで周囲の人は「・・・わかったよ」と言う感じでお子様に別のことをやってもらいたくても、促すことが難しくなります。
そういったお子様と関わっている(育てている)ときはどうでしょうか?
基本的な核の部分は一緒だと思うのですが、もう少し生活の中で状況が現れてきます。
・ お風呂に入りたくないタイミングだった場合、お風呂に入ってくれず入ることを促すと泣く、怒るなどの強い癇癪を示す
・ 歩いているときや自転車に乗っているとき、自分が決めたルートでないと泣く、怒るなどの強い癇癪を示す
・ 食べたくない食事が出たとき泣く、怒るなどの強い癇癪を示す
・ 外に出るとき、特定のアイテムを持ってでないと癇癪を起こすなどこだわりが強いように思う
などが考えられるでしょう。
上の例は特定の一例を示しただけなのですが、この状態を私はどのように解釈しているのかについてもお伝えします
例えばABA自閉症療育セラピーの場合で一番最初に出した例「自身のやりたい活動でないと泣く、怒るなどの強い癇癪を示す」で考えて見ましょう。
その他の例でも当てはまることです。
「自身のやりたい活動でないと泣く、怒るなどの強い癇癪を示す」は特殊なことに感じるでしょうか?
「自身のやりたい活動でないと泣く、怒るなどの強い癇癪を示す」ということは少し特殊なことのように感じるかもしれませんが、それは私は「泣く、怒るなどの強い癇癪を示す」から特殊に見えるのだと考えています。
例えば「自身のやりたい活動でないと少し嫌な気分になる」と読み替えるといかがでしょうか?
例えば私自身も「自分のやりたい活動」と「自分のやりたくない活動」があったとき「自分のやりたくない活動」を行うことを指示されたとき「嫌な気持ち」を多少は感じるでしょう。
あなたもそうではないでしょうか?
「ポジティブな気持ち」か「ネガティブな気持ち」かと問われれば、どちらかと言えば「ネガティブな気持ち」寄りではありませんか?
「ちょっとは嫌」ではある可能性もあるでしょう?
もしそれが事実だとすれば?
「自身のやりたい活動でないと少し嫌な気分になる」のはある意味普通なのですが「自身のやりたい活動でないと少し嫌な気分になった上で泣く、怒るなどの強い癇癪を示す」という、他の人よりも示す抵抗が強いことが問題となる、ということです。
これはどういったことでしょう?
素因として、そもそもネガティブな感情に対しての感受性が高く、怒りなどの強い抵抗を示すことを我慢できないということもあるかもしれません。
また本人は意識してかせずかはわかりませんが、体感として「泣く、怒るなどの強い癇癪を示す」ことで自分のコントロールが取れる結果(相手が合わせてくれる結果)が訪れる確率が高いことを知っているからかもしれません。
原因は何にせよ、お子様の「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態が強く続いてしまうと人間関係の形成に支障が出る可能性があり、どこかでその強さを緩和して行く必要があるでしょう。
私自身はお子様の「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態は将来のお子様の生きやすさを考えると緩和してあげた方が良いのではないかと考えています。
では、このようなお子様に対してどのような対応策が考えられるでしょうか?
いろいろな方略があると思いますが、以下は考えられる1つの方略だと思います。
お子様の「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態をどのように緩和するか?
以下「コントロールを親やセラピスト側が取るタイミングを増やし強化する」ことについて見て行きましょう。
上で書いたように、私が思っているお子様の「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態とは、
私自身の「やりたいこと」について相手は全て(もしくはほとんど)付き合ってくれることはなく、関わりの中では相手のやりたいことでばかり時間が費やされる、そういった人です。
お子様の「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態をこのように定義すれば対応策が少し見えてきます
その対応策とは?
「コントロールを親やセラピスト側が取るタイミングを増やす」ことによって私自身(親やセラピスト側)が「やりたいこと」にお子様へ付き合ってもらい、
お子様が関わりの中では相手のやりたいことにも時間を費やすタイミングを増やす、そしてそれが強化される機会を作る
です。
とは言ってもそもそも上でも書きましたが、例えばセラピー中、
・ 自身のやりたい活動でないと泣く、怒るなどの強い癇癪を示す
・ 自分のタイミングで離席をし、席に戻そうとすると泣く、怒るなどの強い癇癪を示す
・ 勝負事をして負けることが許されない、勝てないと泣く、怒るなどの強い癇癪を示す
などの反応を示すお子様なので、一体どのようにしてそういったタイミングを増やしたり機会を作れば良いのでしょうか?
例えば「お子様のやりたい活動を行う前にこちらに許可を取ることを織り込む」はその方法の1つだと思っています。
この方法を例えば「・ 自分のタイミングで離席をし、席に戻そうとすると泣く、怒るなどの強い癇癪を示す」お子様の場合で考えて見ましょう。
このときお子様のニーズは「席を立って移動したい」です。
例えばお子様が席を立ちたい素振りを見せたときこちら側が「あっち行く?」や「立ちたい?」などと言うと「うん」などとYesを示す反応をすることが期待できます。
お子様が離席をしたのち行きたい方向に目星がついている(例えばおもちゃのある方向)とすれば「あっち行こうね」と言ってそちらを指差せばこのときも「うん」などとYesを示す反応をすることが期待できるでしょう。
そこで例えば「手を繋いでいくよ」と言います。
そして「一緒に歩いて行くよ」と言って歩いて行き、歩くペースはできるだけこちら側に合わせたスピードで歩くようにするのです。
お子様からすれば全体的には自分のニーズに沿って相手が動いてくれるように見えるでしょう。
しかしこの関わりでは実はお子様がこちら側に合わせてくれている割合がこの場合少し増加していることがわかります。
例えば?
・ お子様が勝手に(自分のペースで好きなタイミングで)離席することは行えていません。こちら側が「許可」した上で、こちらの意向に沿ってお子様が行動しています
・ お子様が勝手に(自分のペースで好きなタイミングで)好きな方向へ移動しているわけではありません。こちら側が「許可」した上で、こちらの意向に沿ってお子様が行動しています
・ お子様が勝手に(自分のペースで)好きな方向へ移動しているわけではありません。こちら側が手を繋ぎ、こちら側のペース(歩く速度)で、こちらの意向に沿ってお子様が行動しています
そしてお子様が目当ての場所に到達したときは例えば「先生がお願いしたように、先生と一緒にここまで来てくれてありがとう」などと、
相手(この場合は私)に合わせて行動できたことを褒めましょう
少し発語ができるお子様の場合、このパターンが定着してくると例えばお子様が席を立ちたい素振りを見せたときこちら側が「あっち行く?」や「立ちたい?」などと言うと「うん」などとYesを示す反応をするところを徐々にシェイピングして行き、
『あっち行くなら「あっち行く」って言って』や『「おしまい」って言って』と徐々にお子様が自発的にこちらからの許可を得るように狙って行きます。
このようにお子様が行動を起こすとき、相手に許可をとるようにして行きましょう。
※ シャイピングは専門用語です。シェイピングについては検索窓で検索いただくと関連記事が出て来ます
もしここまでくれば交渉が可能になる可能性がありますので、その次にそれを狙って行きます。
例えばお子様が自発的に「あっち行く」と言ってきたとしましょう。
そのとき「わかった、んじゃ、1回だけマネして(ばんざいする)」、そしてお子様がばんざいをマネしたのちにあっちに行くことを許可します。
このとき「ばんざい」でなくとも当然良いわけで、そのとき行いたい課題で大丈夫です。
また「わかった、んじゃ、1回だけ」と上では言っていますが「あと3回やったら」とか「もう少しやったら」と引き伸ばすことも可能でしょう。
もしこれが達成できた場合、そのタイミングにおいては、
私自身の「やりたいこと」について相手は全て(もしくはほとんど)付き合ってくれることはなく、関わりの中では相手のやりたいことでばかり時間が費やされる、そういった人ではそのときお子様はなくなっていると言えます。
むしろ少し嫌(そんなことせずに早く自分のやりたいことをやりたい)だなと思いながらもこちら側(相手の人)に付き合ってくれていると言えるのです。
そして例えば「ちょっと嫌だったかもしれないけど、先生がやって欲しいことやってくれてありがとう」などと、相手(この場合は私)に合わせて行動できたことを褒めるようにします。
上のような関わりを細かく入れて行きましょう。
このようにして「コントロールを親やセラピスト側が取るタイミングを増やし強化する」ことを最初はお子様の意向に沿う形から始めて行き、徐々にお子様が相手に合わせる時間やタイミングを増加させて行きます。
このような関わりを増やしていけば良い、というのが本ブログタイトルにもなっている「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態のお子様への対応の方向性です
一瞬で悩んでいる問題が解決する方法では無いとは思います
しかし「どうして良いかわからない」と言った場合はこのような方向性で問題を捉え、このような時間を作って行くことを実践して行くのはいかがでしょう?
最後に「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態へ対応する上で大切だなと思うこともお伝えして、本ブログページの内容を終了いたします。
大切なこととはコントロールは譲り合うものということです。
人間関係ではお互いがコントロールを譲り合い、合わせる部分を持ちながら関わるもの
本ブログでご紹介した方法はお子様が「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態であることが前提であり、
そういった「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態を緩和するということが目的でした。
例えばJonas Ramnerö & Niklas Törneke (2008) は問題行動を捉えるときに「行動の過剰」と「行動の不足」に注目しています。
「行動の過剰」と「行動の不足」の観点から捉えれば、例えば「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態が全くない(行動の不足)とすると、それはそれで問題と捉えられる可能性があるでしょう。
それは「自発性がない」、「主張性がない」、「自分の意思がないように見える」、「相手の言ったことしかしない」、「指示待ち」など、そういった状態と言えるかもしれません。
裏を返せば「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態とは「自発性」、「主張性」、「自分の意思」、「自分のやりたいことしかしない(相手の言ったことはしない)」、「指示を聞かない」という「行動が過剰」な状態である、とも言えるのです。
つまり何事も塩梅が大切で「多すぎても少なすぎても問題となる」と言えるでしょう
このことを意識すれば仮に本ブログでご紹介した方法で「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態を緩和することが可能であったとしても、
それはお子様の「コントロールの強さ」、「我の強さ」、「わがままな度合い」を無くすという極端な状態を目的としないことを意識する必要があるのです。
今100お子様が「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態であるとすれば、
目指すのは50「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態であり、
お子様の言うことを全く聞かなくても良い状態、ということではないことは意識しましょう。
折り合いをつけて、例えば今まで100お子様の言うことを聞いていたけどそれを最終的には2回に1回くらいの頻度にすることを落とし所にする。
今は100お子様の言うことを聞いている状態なのでそれを早く50に近づけるために例えば、この2週間は本ブログページで書かれている内容を一貫して行う。
ただお子様がだんだんと「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」な状態が緩和されてきたとすれば、お子様の「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」なことも受け入れてあげる量を少し増やし、
お互いが「50 vs 50」くらいで譲り合う一方だけがストレスフルな状態にならないことを目指す。
そのように調整することを忘れずに本ターゲットに取り組んでいただければ幸いです。
さいごに
お子様の「コントロールの強さ」、「我の強さ」、「わがままな度合い」で悩んでいる親御様は私は一定数いると思っています。
「一定数いる」とは、全ての自閉症児や発達に遅れのあるお子様がこのような行動パターンを示すわけでもないとも思っています。
お子様の「コントロールの強さ」、「我の強さ」、「わがままな度合い」は親御様がお子様に対して「育てにくさ」を感じる1つの原因となるかもしれません
お子様が「言うことを全然聞いてくれない」となると、親御様の心と体力は疲弊します。
親御様の生活パターンのほとんどがお子様に巻き込まれる形で形成されてしまうこともあるでしょう。
そして「どうしたらいいんや・・・」という気持ちになるかもしれません。
本ブログでご紹介した方法は魔法のようにお子様の我の強さを一瞬で解消してくれる方法ではないでしょう。
本ブログでご紹介した方法は時間をかけて徐々にお子様の「コントロールの強さ」、「我の強さ」、「わがままな度合い」を減らして行く方法だと思います。
時間はかかると思うものの、もし方法が全くなくて・・・困っている・・・と言った場合は少し試してみて欲しいです。
ただ行う場合は最後に紹介したようにそもそもの良好な人間関係のイメージも忘れないようにしましょう。
私は人間関係ではお互いがコントロールを譲り合い、合わせる部分を持ちながら関わるものだと思っています。
お子様の「コントロールの強さ」、「我の強さ」、「わがままな度合い」を0にすれば良い、ということではなく、適切な範囲内に収めることを目指す、という意識で行なっていただければ幸いです。
本ブログページではABA自閉症テクニックということで「コントロールが強い」、「我が強い」、「わがまま」なお子様への対応として、
「コントロールを親やセラピスト側が取るタイミングを増やし強化する」ことを一案としてご提案いたしました。
本ブログページが明日からのABA自閉症療育に是非お役立てください。
【参考文献】
・ Jonas Ramnerö & Niklas Törneke (2008)The ABCs of HUMAN BEHAVIOR:BEHAVIORAL PRINCIPLES FOR THE PRACTICING CLINICIAN 【邦訳: 松見純子 (2009)臨床行動分析のABC 日本評論社】
・ 嶋崎 まゆみ (1997) 発達障害児の衝動性とセルフコントロール. 行動分析学研究. 11, 29-40