このブログページではプロンプトフェイディングはどこまでプロンプトをフェイディングすれば良いかについて書いていきます。
プロンプトフェイディングとは「プロンプト」というものを「フェイディング」する療育テクニックです。
まずプロンプトとはどういったものだったでしょうか?
Raymond .G .Miltenberger (2001)を参考にすれば「プロンプト」とは「弁別刺激」と共に提示される刺激であって、「弁別刺激」とは別の機能を持っています。
本来、自然に行動を引き起こすであろう刺激を「弁別刺激」と呼び、そのような自然な「弁別刺激」に反応できないとき、反応できるよう付加する刺激が「プロンプト」です。
下のイラストを見てください。
上のイラスト弁別刺激とはプロンプトは別のものです。
ごっちゃにして考えてしまうことも多いと思うので「弁別刺激」と「プロンプト」は別のものであるということは覚えておきましょう。
このブログページではプロンプトフェイディングではどこまでプロンプトをフェイディングすれば良いかを書いていきますが、最初に弁別刺激とプロンプトについて簡単に違いを解説いたします。
その後、その違いからどこまでプロンプトはフェイディングをすれば良いか書いていきましょう。
プロンプトは弁別刺激とは別のものである
弁別刺激についてWilliam・O’ Donohue・Kyle E. Forguson (2001) は反応には刺激のきっかけがあり、それを弁別刺激と呼ぶと述べています。
William・O’ Donohue他 (2001) の述べた「反応」とは「行動」のことです。
例えば
上のイラストのように朝、たろうくんの前にお友達とお友達のお母様が目の前を通ることを目撃したときにおはようと言うことがあったとしましょう。
イラストでたろうくんは「おはよう」とあいさつをしていますね。
このとき「朝」「お友達」「お友達のお母様」は「おはよう」という行動を引き起こす弁別刺激として機能しています。
これらの弁別刺激はたろうくんの「おはよう」という行動のきっかけになっているのです。
ここにプロンプトが出てくるとどのようになるでしょうか?
上でも述べましたがRaymond .G .Miltenberger (2001)を参考にしましょう。
Raymond .G .Miltenberger (2001)によればプロンプトは本来、自然に行動を引き起こすであろう刺激を「弁別刺激」と呼び、そのような自然な「弁別刺激」に反応できないとき、反応できるよう付加する刺激のことです。
オレンジ色下線の部分、「本来、自然に行動を引き起こすであろう刺激」とはどういったことでしょうか?
ここは少しあいまいなニュアンスになるかもしれませんが、
朝、目の前にお友達とお友達のお母様が目の前を通る
という刺激が「おはよう」という行動を引き起こすことが自然かどうか?ということです。
「自然かどうか」判断が必要ですが、私はこのような刺激は「おはよう」という行動を引き起こすのに自然な刺激だと思います
みなさんはどう思われるでしょうか?
あまり難しく考えずに一般的にはどうか?と考えてみてください。
ブログページでご紹介して行くプロンプトフェイディングではこの自然な刺激かどうかの判断が大切になって来ます。
今は「朝のあいさつ」と比較的簡単な判断が迫られるシーンを出していますが、判断が難しい場合は周りの人はどうか?と周囲の人を参考に一般的かどうか判断するのも良いでしょう。
話を戻して、
続いて青色下線の部分、『そのような自然な「弁別刺激」に反応できないとき』について考えてみましょう。
これは例に添えば、
朝、目の前にお友達とお友達のお母様が目の前を通るという刺激があるにも関わらず、「おはよう」というあいさつの行動が出現しない
ということです。
出現しないと太文字で書きましたが、できないから出現しないとは限りません。
出現しない理由としてはざっくり分けるとすれば、
・ できるけれど、やらない
・ できないので(スキルとして持っていないことやまだスキルとしての獲得が十分ではないので)、やらない
と、このようにざっくり分けると2つのパターンのどちらかの理由で出現していません。
このようなときお子さんに支援として使用するのが、
紫色下線の部分「反応できるよう付加する刺激」、つまりプロンプトです。
例えば後ろからたろうくんのお母様が「おはよう」とモデルのプロンプトを提示する。
このような自然な弁別刺激に付加したモデルのことなどをプロンプトと呼びます。
自然な弁別刺激は上の例で言えば「朝、目の前にお友達とお友達のお母様が目の前を通るという刺激」です。
他にも例えば、
・ 靴下を履くべき場面で靴下を手に取ったとき(←弁別刺激)
・ 靴下が1人で履けないので、お母さんが手添えで手伝う(←身体補助のプロンプト)
なども弁別刺激とプロンプトの例です。
簡単に言えば、
特定の行動が出現して欲しい場面(←弁別刺激)で、特定の行動の出現が無い・難しい場合に、特定の行動を促すヒントがプロンプトと覚えておけば良いでしょう。
プロンプトはフェイディングしていく必要がある
以上の内容のようなものが「プロンプト」なのですが、プロンプトは「フェイディング」していく必要があります。
プロンプトをフェイディングすることを「プロンプトフェイディング」と呼ぶのですが、プロンプトフェイディングとは何でしょうか?
プロンプトフェイディングとはプロンプトを徐々に無くして行って、プロンプトが無くても弁別刺激の下で行動が出現するように持って行くテクニックです。
「(ABA自閉症療育の基礎43)オペラント条件付けー強化子のリダクションとプロンプトフェイディング(https://en-tomo.com/2020/10/04/reduction-fading/)」
のページで解説した内容と重複する部分もあるのですがプロンプトをフェイディングして行く理由について以下2点簡単に解説しましょう。
プロンプトを使用する本来の目的は何だった?
先のあいさつの例を思い出してください。
お母様がモデルのプロンプトを出して「おはよう」とお子さんに言うように促していました。
このように促す、お母様の目的は一体何だったのでしょうか?
きっとお母様の目的は「プロンプトがなくても朝、目の前にお友達とお友達のお母様が目の前を通ったとき、お子さんが1人であいさつができるようになってくれる」ことだと思います。
【注意点】
・ どこでも、例えば夜、トイレに行ったときに「おはよう」というわけではありません
・ 知らない人、すれ違う全ての人に「おはよう」というわけでもありません
このことについては「(ABA自閉症療育の基礎36)オペラント条件付けー弁別刺激の確立、エピソード(https://en-tomo.com/2020/09/06/aba-operant-stimulus-control-episode/)」をヒントとしてください
そのためお母様は目的を達成するためには自分が行っているモデルというプロンプトを無くして行くよう「プロンプトフェイディング」していく必要があります。
プロンプト依存を防ぐため
ABAを使用しての自閉症療育においてO.Ivar Lovaas (2003) はプロンプト依存を避けるために、指導者は全てのプロンプトを段階的に撤去しなければならないと述べました。
プロンプトは長く同じレベルで使用し続けるとお子さんはプロンプトを待ってから行動するという、プロンプトに依存した状態になってしまうことがあります。
こうなってしまうとプロンプトをフェイディングして行くことが大変になってしまうでしょう。
私は「プロンプト依存」について出現して欲しい適切な行動も、プロンプトを使用した状況で練習することをあまりにも続けてしまうと本来出現して欲しい場面でもプロンプトがなければ出現しなくなってしまう現象と説明しています
さまざまな行動・スキルの練習でこのようなプロンプト依存が展開されてしまうことは気をつけなければいけません。
プロンプト依存がさまざまな行動に広がり、多岐に渡ってしまうと一般的な言い方をすれば「常に指示待ち」、「自発的に動けない」という状態に陥ってしまうこともあります。
そのためプロンプトはその導入と同時に、どのようにフェイディングするかも頭に入れて支援の計画が組まれなければいけません。
ABA自閉症療育のプロンプトフェイディングはどこまでフェイディングすれば良いか?
本ブログページのタイトルの項です。
このブログページではたろうくんが朝、目の前にお友達とお友達のお母様が目の前を通るときにおはようとあいさつの行動をすることを例に展開して来ました。
朝、目の前にお友達とお友達のお母様が目の前を通る
という刺激が「おはよう」という行動を引き起こすことが自然かどうか?という判断はそんなに難しくなかったと思います。
では例えば、行動を引き起こすことが自然かどうか?という判断として以下の例はどうでしょうか?
・ 1日のスケジュール管理が難しいお子さんがポッケに1日のスケジュールが書かれた手帳(←視覚プロンプト)を入れておいて、スケジュールを管理する
手帳がなくてもスケジュール管理できるようトレーニングして行くべきか?
・ 運筆の際に、手の微細運動が上手くできないため補助具(←物理プロンプト)を使用して運筆課題に取り組む
補助具がなくても運筆課題ができるように微細能力をトレーニングして行くべきか?
↑このへんはどうでしょう?
少し難しくなったような気がしませんか?
これらのプロンプトをフェイディングしていって、本当にプロンプトが無い状態でできるまでトレーニングする必要はあるでしょうか?
続いて、
・ 泣いている友達がいてモデルがあれば「大丈夫」と声かけができる。基本的に別の友達が「大丈夫」と声かけ(←モデルプロンプト)した場面で「大丈夫」と声をかけるため、自発的に声をかけることは無い
別の友達の声かけがなくとも率先して「大丈夫」と言えるようトレーニングするべきか?
・ 注意することについて指示があれば注意することができる。基本的に「それはダメだよ」とお友達に言う前は、先生に「Aちゃんが花壇の土を踏んでいたよ。なんて言えば良い?」と、先生からどう言えば良いかの指示(←指示プロンプト)を受けなければ、自発的に注意をすることは無い
先生に相談することなくお友達に注意できるようにトレーニングするべきか?
↑このへんはもっと難しくなったような気がするでしょう?
これらのプロンプトをフェイディングしていって、本当にプロンプトが無い状態でできるまでトレーニングする必要はあるでしょうか?
この問いの答えは「人による」です。
言葉を変えて言えば、親御様の教育方針によると言えます。
このブログページの文中で、
プロンプトフェイディングではこの自然な刺激かどうかの判断が大切になって来ますと書いたのはこのようなケースです。
人による、教育方針によると言われても迷ってしまうことがあるかもしれません
正直、正解という正解がないのです。
では一旦、どうして難しくなってしまったのか考えてみましょう。
オレンジ色のブロックの部分はアイテムを使用して自身の行動をプロンプトしていました。
このようなプロンプトは将来的にどこまでフェイディングして行けば良いか迷ってしまうのは、
私たち大人もスマホや手帳(←視覚プロンプト)でスケジュール管理を行うことで毎日を過ごすし、包丁でニンジンの皮むきができなくてもピーラーというアイテム(←物理プロンプト)を使って皮をむくところまでしかトレーニングしないからだと思います。
自身のパフォーマンスを支えてくれるアイテムが現代にはたくさんあるため、そのアイテムがあれば行動が成立するのならば、別にそこまでフェイディングしなくても良いという考え方もあるでしょう。
スマホや手帳にスケジュール管理の依存が発生しても、皮むきをピーラーに依存してもほとんどの人にとって問題ないのです。
そして緑色のブロックの部分はコミュニケーションの場面を例として出しましたが、
このようなプロンプトも将来的にどこまでフェイディングして行けば良いか迷ってしまうのは、
そういった人も周りにいるし、「性格」と言える範疇に収まってしまう行動だからだと思います。
自分の友達や知り合いを思い出してみてください。人が「大丈夫」と言ったあとに空気を見て「大丈夫」と言う人も、注意したほうが良いときに事前にどう注意すれば良いか相談する人も、問題なく生活しているでしょう?
ブログページでは「朝のあいさつ」と比較的簡単な判断が迫られるシーンを出しましたが、上で示したように判断が難しい内容についても療育中に遭遇すると思います。
判断が難しい場合は周りの人はどうかと、周囲の人を参考に一般的かどうか判断するのも良いでしょう。
判断の答えは「人による」です。親御様の教育方針によると言えるのですが以下の点を意識すると良いと思っていて、
あなたが「自分のお子さんにこういうようになって欲しい」ということを主軸に(ただし、あまり無理はさせすぎない)どこまでのプロンプトを残すか?残さないかを判断する。
プロンプトを残す場合、これは周りの人もやっていたり、性格や社会的に受け入れられる範囲の範疇かどうかが判断基準となる。
加えて他にもプロンプトが残ることで問題がないか(例えば、進学する小学校では補助具が認められていないという事情があるなど)を検討する、という方向でプロンプトフェイディングに取り組む。
以上のような方針でプロンプトフェイディングに取り組んでいけば良いのではないかと思います。
例えば着替えをプロンプトフェイディングで教える場合、
1.最初は身体的な誘導を多くし、プロンプトを多く入れ着替えることを練習する。お子さんがやり方を覚えてきたと感じてきたことに合わせて徐々に、お子さんをつかむ力を次第に緩めていきます
2.しばらくするとお子さんは必要なときにだけプロンプトを求めてくるようになるでしょう
3.やがて、お着替えをし続けるのを思い出させるときにだけ、肩をトントンと叩いてあげれば、十分1人でできるようになるでしょう
4.最終的にプロンプトはすべてなくされ、子どもはプロンプトがなくてもできるようになります
上記はShira Richman (2001) が紹介したプロンプトフェイディングの手続きですが、着替えなど生活する上で必要な身辺自立スキルの行動をお子さんに教える場合はプロンプトがなくてもできるようにフェイディングして行くべきでしょう。
しかしABA自閉症療育を行っているとこのShira Richman (2001) が示した例のようなはっきりフェイディング基準がわかるものばかりに出会うわけではありません。
療育を行っている中で教えたいスキルによってはこのブログページでご紹介して来たように迷ってしまって、且つあなたの判断が必要になるケースに出逢います。
そのとき、このブログページが参考になれば幸いです。
プロンプトと弁別刺激が曖昧になった人へ
私はブログページ冒頭で「弁別刺激」と「プロンプト」は違うんだよ!と主張しました
ただブログページを読んでいく中で、
どこからがプロンプトでどこからが自然な弁別刺激かがわからなくなった
人もいると思います。
例えば、先ほど例で出した
・ 1日のスケジュール管理が難しいお子さんがポッケに1日のスケジュールが書かれた手帳(←視覚プロンプト)を入れておいて、スケジュールを管理する
・ 泣いている友達がいてモデルがあれば「大丈夫」と声かけができる。基本的に別の友達が「大丈夫」と声かけ(←モデルプロンプト)した場面で「大丈夫」と声をかけるため、自発的に声をかけることは無い
という内容ですがプロンプトフェイディングを計画する場合は前提条件としてそれぞれ色に合わせて、
・ スケジュールが立てられているときにスケジュールが管理できる
・ 泣いているお子さんに「大丈夫」と声を掛ける
ことを教えている、ということが前提条件となるでしょう。
プロンプトは特定の行動が出現して欲しい場面(←弁別刺激)で、特定の行動の出現が無い・難しい場合に、特定の行動を促すヒントであることを思い出してください。
赤い太文字にした「特定の行動が出現して欲しい場面(←弁別刺激)」は実は人によって捉え方が違います。
「特定の行動が出現して欲しい場面(←弁別刺激)」は人によっては、
・ 泣いているお子さん(←弁別刺激)がいれば「大丈夫」と自分から率先して言うべき
・ 泣いているお子さんに声かけをしたお子さん(←弁別刺激)がいたとき、「大丈夫」と言う
このように何を弁別刺激として捉えるかで弁別刺激そのものが変わってしまいます。
また弁別刺激だけでなく教えたい行動も変わって行くことがあるでしょう。
以下を見てください。
上の2つは「立てられたスケジュールに対して迷ったとき」に対してこのブログページで練習しようとしていた行動です。
・ スケジュールが立てられているとき迷ったらスマホを見てスケジュールを確認する
・ スケジュールが立てられているとき迷うことがないように覚える練習をする
・ (New)スケジュールが立てられているとき迷ったら誰かに聞く
「スケジュールが立てられているとき、迷ったら」という弁別刺激は同じですがその後、取る(教えたい)行動が変わっていますね?
(New)の部分は今、このブログページ内では初めて出したスキルの例ですが、上の3つのどれを教えることも選択肢になり得ます。
ちなみに上の行動は全て社会的に受け入れられるもののはずで、どれを選択してもその人の性格の範疇と説明されるものでしょう。
ABAは機能主義のためそれが「弁別刺激であるか、プロンプトであるか」は分析の目的によって柔軟に変更して行くことが可能です。
支援の途中で「プロンプト→弁別刺激」、「弁別刺激→プロンプト」、「教えたい行動」を変更しても大丈夫です。
さいごに
このブログページではプロンプトフェイディングはどこまでプロンプトをフェイディングする必要があるか?
というテーマで書いて来ました。
まだABA自閉症療育を行ったことがない人からすれば「?」と思ってしまう内容だったかもしれませんが、
このような「どこまでフェイディングするか?」は専門家でも迷ってしまうことのあるテーマです。
そのようなときはあまりこだわって考えず、
どういった場面で行動が出現するのが自然か?(←弁別刺激)
その場面で行動が出現していないため、ヒントを使用する(←プロンプト)
と捉え、プロンプトフェイディングを行なって行く中で「これ、これくらいのプロンプトで行動できているなら、周りにもそういうお子さんいるから、もうええか」と判断して支援達成!
このように考えてABA自閉症療育でプロンプトフェイディングを行ってみてください。
ABAの理論を知り理論的に支援・介入方法を立てることはとても大切ですが、やりながら覚えて行くことも多いでしょう。
自閉症療育は「早期自閉症療育」という言葉があるくらい、早い年齢で始めることが効果を上げる1つの要素であると考えられています。
そのためしっかりとABAを学んでから、ABA自閉症療育を家庭で行っていくことが難しいというジレンマが存在するのです。
私自身もどちらかと言えばしっかりと物事を学んでから物事を始めたいと思うタチでした
しかし近年変わって来たように感じます。
トライアンドエラーで実際に行いながら上手くなって行く。
ブログも編集はどんどん早くなっていきましたし、イラストも手前味噌ですが最初より上手くなって来たと思います。
全く0から始める!のではなくて、ちょっと調べて調べたことをトライしてみる。
実際やりながらの方が学習は早いし身になるものも多いと感じています
このようなスタンスで是非、ABA自閉症療育を始めていただけると幸いです
次のページではお子さんに対して行うマンドトレーニング(要求語トレーニング)というものをご紹介します。
マンドトレーニングは言葉の練習です。
・ O.Ivar Lovaas (2003) TEACHING INDIVIDUALS WITH DEVELOPMENTAL DELAYS 【邦訳: 中野 良顯(2011) 自閉症児の教育マニュアルー決定版・ロヴァス法による行動分析治療 ダイヤモンド社】
・ Raymond .G .Miltenberger (2001)Behavior Modification : Principles and Procedures / 2nd edition 【邦訳: 園山 繁樹・野呂 文行・渡部 匡隆・大石 幸二 (2006) 行動変容方入門 二瓶社】
・ Shira Richman (2001)Raising aChild with Autism A Guide to Applied Behavior Analysis for Parents 【邦訳: 井上 雅彦・奥田 健次(2009/改訂版2015) 自閉症スペクトラムへのABA入門 親と教師のためのガイド 株式会社シナノ パブリッシング プレス】
・ William .O’ Donohue・Kyle E. Forguson (2001) The Psychology of B.F.Skinner 【邦訳: 佐久間 徹 (2005) スキナーの心理学 応用行動分析(ABA)の誕生 二瓶社】