本章ではこれまでシングルケースデザインSCDの方法として、
Kpolovie Peter James (2016) の論文で紹介された5つ中、3つのSCDデザイン、そして「AーBデザイン」という4つの方法をご紹介してきました。
それらは以下のものでした。
・ AーBデザイン
・ A→B→A→B design(逆転デザイン)
・ Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)
・ Changing-criterion design(基準変更デザイン)
またこれらをご紹介する前に「ベースライン」についてのブログページも作成いたしました。
本章でご紹介してきたシングルケースデザインは研究で用いられる研究デザインでした。
どういった研究で用いられるのかといえば「事例集積研究」、「単一事例研究」などと呼ばれる研究です。
まず最初にシングルケーススタディの科学性の立ち位置について簡単に振り返っていきましょう。
そしてそのあと、本章でここまでみてきたシングルケーススタディについて簡単にご紹介していきます。
シングルケーススタディの科学性の立ち位置
原田 隆之(2015)は以下のヒエラルキーの内上位に位置するものの方が科学的な根拠が強いと述べていますが、
以下を見ると「5.事例集積研究」は下から2番目で科学的な根拠の順としては高いものではないように感じるかもしれません。
※ 「←これ」と書いてあるところ
1.ランダム化比較試験(RCT)の系統的レビュー(メタ分析のこと)
2.個々のランダム化比較試験(RCT)
3.準実験
4.観察研究(コホート研究、ケース・コントロール研究)
5.事例集積研究(←これ)
6.専門家の意見(研究データの比較的吟味を欠いたもの)
しかし実は「5.事例集積研究」以外の上位、
1.ランダム化比較試験(RCT)の系統的レビュー(メタ分析のこと)
2.個々のランダム化比較試験(RCT)
3.準実験
4.観察研究(コホート研究、ケース・コントロール研究)
については基本的にはグループ比較研究やグループ比較研究を集積してまとめる研究です。
例えばABA自閉症療育のグループ比較研究では、
「ABA療育介入を受ける20人の自閉症児(グループA)」、「地域の療育介入を受ける20人の自閉症児(グループB)」とグループに分け時間が経過したときの結果を比較します。
どのように比較するのでしょう?
例えばそれぞれの介入を受ける前にランダムにグループA、Bのお子様は何かしらの尺度(例えばIQや向社会性など)が測定され、グループに統計的な違いがないこと確認します。
そしてその後、例えば2年後にまた過去に測定したものと同じ何かしらの尺度(例えばIQや向社会性など)を測定し、
グループA、Bのお子様に違いがある(例えばABA自閉症療育の方が地域のお子様よりも尺度的に優秀であったなど)ことが確認できたとき「ABA自閉症療育は効果あり」と考える、
という研究です。
「ABA自閉症療育は効果あり」は(※ 正しくは「ABA自閉症療育は地域の療育と比較して効果あり」ですが)このようなことを繰り返す中でABA療育のエビデンスを蓄積させて行く、ということとなります。
しかしこのような研究には実は細かな「このように支援しました」という内容が書かれていないことがほとんどです。
また統計的に「ABA自閉症療育は効果あり」と判別できるのですが、ABA自閉症療育も全てのお子様にフィットするかといえばそうではありません。
対してシングルケーススタディはどうでしょうか?
例えばGhaleb H. Alnahdi (2013) はシングルケーススタディについて、
教育者は生徒に対するさまざまな治療法の有効性を評価し、これらの治療法のどれが効果的かを判断することができる
と述べました。
グループ比較研究では「自閉症のお子様には◯◯が効果的な傾向がある」ということがわかります。
しかしシングルケーススタディではもっと細かく「あなたのお子様に◯◯が効果的かどうか」判断できるという強みがあるでしょう。
研究のデザイン(手続き)には調べたいものに適したデザインがあって、もしあなたがあなたのお子様のために何かしらのデザインを使用したいと思うのであればシングルケーススタディがお勧めです。
本ブログはご家庭でABA自閉症療育を推進しているブログですが、あなたがもしデザインを使用する場合にはシングルケーススタディを使用することになると思います。
※ また複数のメンバーを集めなければいけないグループ比較研究は普通は個人はできません
原田 隆之(2015)が記載した科学的な根拠の中でシングルケーススタディが低いことの理由としては、
「あなたのお子様に◯◯が効果的かどうか」の判断はできるものの「あなた以外のお子様にはどうか?」という研究結果の多様性、範囲を保証できないことがあるでしょう。
森 博嗣 (2011)は科学というのは簡単にいえば「誰にでも再現できるもの」であると述べましたが、
シングルケーススタディで得られた結果はグループ比較研究と比べると「誰にでも再現できるもの」とは言えないかもしれません。
つまりシングルケーススタディがエビデンスのヒエラルキーが低い理由の1つは、多人数を扱っていないため他の人に再現できるかどうかの範囲が狭い
ということがあるのです。
しかしこれはシングルケーススタディをあなたのお子様に使用する場合には他の人に再現できるかどうかは関係がないので、問題となりません。
但しAlan E. Kazdin (1983) はグループ比較研究についても、
グループ比較研究もシングルケースデザインも、どちらも異なる条件下でのパフォーマンスを比較するため、論理は基本的に変わらないと述べています。
ここまでグループ比較研究とシングルケースデザインについて簡単に書いてきましたが詳しくは、
「(ABA自閉症療育の基礎75)エビデンスある効果的な自閉症療育?グループ比較とシングルケース研究、ケースフォーミュレーションとEBP(https://en-tomo.com/2021/01/27/cf-ebp-compatibility/)」
でもまとめていますのでそちらもご覧ください。
さて、本章ではここまで、
・ ベースライン
・ AーBデザイン
・ A→B→A→B design(逆転デザイン)
・ Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)
・ Changing-criterion design(基準変更デザイン)
について書いてきました。
本ブログページではこれらを簡単に振り返っていきます。
ベースライン
ここまでの本章について見てくださった方はもうご存知だと思いますが、
シングルケーススタディはどれも「ベースラインと比較して」どうかというデザイン
でした。
ベースラインと比較してどうかというデザインですので、ベースラインについて押さえておかないわけにはいきません。
ベースラインとは一体なんだったでしょうか?
Paul A. Albert & Anne C. Troutman (1999)はベースラインのデータについて、
標的行動のオペラントレベルを示すデータ。オペラントレベルというのは治療を始める前の、自然な状態での行動の出現率である
ベースラインデータはプリテストと同じような目的を持ち、治療を行ったときの結果と比較検討される材料となる
と述べました。
「オペラントレベル」や「プリテスト」という専門用語も出てきていますので、上の文章を噛み砕いて私訳すれば、
介入(治療)前の今の状態を示したデータであり、介入中・後と比較してその介入が意味があるかどうか検討するときに使用するデータ
です。
つまり、ざっくり言うと、
介入前のデータがベースライン
と考えてもらって大丈夫です。
またベースラインデータについては最低3つは必要(Ghaleb H. Alnahdi, 2013)という意見や、
5つはあることが望ましい(Michele A. Lobo・Mariola Moeyaert・Andrea Baraldi Cunha・Iryna Babik,2017)という意見があります。
必要だと考えられているベースラインのデータ数、このことは覚えておきましょう
他にも「ベースライン」について詳しいことが書いてあるページは『「ベースライン」とは何か?シングルケースデザイン(SCD)の基本(シングルケースデザインと機能分析2)(https://en-tomo.com/2022/06/17/what-is-a-baseline/)』、
ですので「ベースライン」についてもっと詳しく知りたい人は是非ご参照ください。
AーBデザイン
島宗 理 (2019) はSCDの考え方の基本となるのがAB法であると述べています。
島宗 理 (2019) の述べたAB法とは「AーBデザイン」と同義です。
Raymond .G .Miltenberger (2001) はAーBデザインを最も簡単なデザインであると述べており、Aはベースライン、Bは介入を意味すると述べています。
「AーBデザイン」はシンプルで、
ベースラインを測定する期間を設け、ベースラインができれば安定してから、介入をはじめる
というデザインです。
但し注意点としては「AーBデザイン」は「エビデンス有り」とは判断されません。
エビデンスあり、科学的な根拠ありというためには「AーBデザイン」とは違う、ここまでご紹介してきた中では、
・ A→B→A→B design(逆転デザイン)
・ Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)
・ Changing-criterion design(基準変更デザイン)
のいずれかのデザインを使用する必要があります。
とは言っても本ブログはABA自閉症療育をご家庭で実践して欲しいという趣旨のブログです。
そのため特に論文を書く等でなければ正直、普段のABA自閉症療育では「AーBデザイン」を意識して行うだけでも充分だと思っています。
他の上位のデザインと比較してお手軽(お手軽ゆえに科学性は低いのだが)というところも利点です。
他にも「AーBデザイン」について詳しいことが書いてあるページは『シングルケースデザイン(SCD)最も簡易なパターン「AーBデザイン」(シングルケースデザインと機能分析3)
(https://en-tomo.com/2022/08/12/scd-a-b-design/)』、
ですので「AーBデザイン」についてもっと詳しく知りたい人は是非ご参照ください。
A→B→A→B design(逆転デザイン)
本ブログでは「AーBーAーBデザイン(逆転デザイン)」について「ABABデザイン」と記述してきました。
「ABABデザイン」は「AーBデザイン」の発展系です。
「ABABデザイン」は「AーBデザイン」を2回繰り返すというものでした。
Ghaleb H. Alnahdi (2013) は「ABABデザイン」について実験中の治療の導入と撤退を通して治療効果の信頼できる評価を可能にすると述べています。
この手続きをデザインに導入することによって「ABABデザイン」は科学性を主張するのです。
但し「ABABデザイン」は使いにくい部分もあって、介入がうまく行っているとき「ABABデザイン」を使用するとは、
上手く行っている介入をやめて一度、元の状態に戻す手続き(介入を辞める)を導入するということになります。
このことは支援をする上で特に精神的な障壁になるかもしれません
「なんでわざわざ上手く行っているのにエビデンスの担保のためにそれを辞めなあかんねん!」というところですね
他にも「ABABデザイン」について詳しいことが書いてあるページは『シングルケースデザイン(SCD)介入を除去することでエビデンスを得る「ABABデザイン(逆転デザイン)」(シングルケースデザインと機能分析4)(https://en-tomo.com/2022/11/04/scd-reversal-design/)』、
ですので「ABABデザイン」についてもっと詳しく知りたい人は是非ご参照ください。
特に上の「ABABデザイン」のブログページで書いている「私が個人的に使うABABデザインを意識したアセスメント方法」は気に入っている方法です。
Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)
「Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)」のことを本ブログでは「マルチプルベースラインデザイン」と呼んでいます。
Ghaleb H. Alnahdi (2013) を参考にすれば「マルチプルベースラインデザイン」は以下の5つの方法によって実装可能です。
(1)3つ以上の「AーB」デザインのデータを実装すること
(2)異なるデータがベースライン段階において異なる長さの時間を含み、同時に計測をするわけではないベースラインの計測
(3)各参加者が同じ標的問題に取り組むために同じ介入を(順次に)受ける場合
(4)ターゲット課題設定が異なるが関連した問題の場面で、単一の参加者に同じ扱いを導入する場合
(5)場面は異なるが、単一の参加者に同じ介入を適用する場合
Ghaleb H. Alnahdi (2013) の述べているものの中で(1)(2)はマルチプルベースラインデザインを行なって研究を行う場合は必須の条件、
(1)(2)を行う中で(3)(4)(5)のどのデータを扱って行くかを決める、それがマルチプルベースラインデザインだと個人的には解釈しています。
「(1)(2)」+「(3)or(4)or(5)」という感じです。
シングルケーススタディの論文で一番数が多いのはこの「マルチプルベースラインデザイン」でしょう。
特に上の条件で言えば「(1)(2)」+「(3)」の複数の被験者を扱った研究がほとんどです。
但しあなたが「マルチプルベースラインデザイン」を実装するときには『「(1)(2)」+「(4)」』か『「(1)(2)」+「(5)」』である
と、「マルチプルベースラインデザイン」をご紹介した、
『シングルケースデザイン(SCD)複数を計測しエビデンスを得る「Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)」(シングルケースデザインと機能分析5)(https://en-tomo.com/2023/06/23/multiple-baseline-design/)』
ではご紹介しました。
それはABA自閉症療育を家庭でする場合に「マルチプルベースラインデザイン」を取り入れる場合、
あなたが関わるお子様はあなたのお子様であって、他の複数人を含んだデザイン計画を行う必要はないからです。
上のブログページでは「マルチプルベースラインデザイン」を用いたとき、ABA自閉症療育でどのような利点があるかも書いています
例えば園や学校の先生から「お子様にどのように関われば(支援すれば)良いでしょう?どうしましょう?」と相談があったとき、
ある方法であなたがお子様に何かスキルを習得させることに成功していた場合「マルチプルベースラインデザイン」のデザインを利用することで「XXXという方法で一度、やってみてください」と伝えやすくなるということが利点です。
もし興味のある方は上の「マルチプルベースラインデザイン」についてのブログ記事もご参照ください。
Changing-criterion design(基準変更デザイン)
最後に基準変更デザインです。
「基準変更デザイン」について島宗 理 (2019) は、
標的行動を強化したり弱化(※罰のこと)したりする基準を段階的に変え、それに対して行動の測度が変わるかどうかを確かめることで、強化や弱化の手続きが行動を制御しているかどうかを検討する
と述べています。
私は『シングルケースデザイン(SCD)達成基準(強化基準)を変更しながら行う「Changing-criterion design(基準変更デザイン)」(シングルケースデザインと機能分析6)(https://en-tomo.com/2023/09/22/scd-changing-criterion-design/)』で、
「基準変更デザイン」について、
介入の達成基準(強化基準)を変更しながら行っていくデザインで、
そして介入第一期が次のフェイズでは介入第二期のベースラインとなり、
介入第二期が次のフェイズでは介入第三期のベースラインとなるというようにフェイズが変化するデザインであり、
基準変更デザインはそのことを何度も積み重ねて行くことで「その介入に効果がある可能性が高い」ということの理論的根拠を主張するデザインが基準変更デザイン
という内容を述べています。
上のブログページでも書いていますが、特にこのデザインは言葉を話せるお子様と一緒に相談をしながら達成基準を決めて行って行動を変えて行くときに有効だという印象です。
このような介入を行うとき、お子様の言葉の発達がある程度に成熟していることは前提条件となるでしょう。
ただ言葉の発達がある程度成熟しているとき、基準変更デザインを用いた介入計画は使える範囲も広く、個人的には好みのデザインです。
もし興味のある方は上の「基準変更デザイン」についてのブログ記事もご参照ください。
さいごに
本章は「シングルケースデザインと機能分析」というタイトルでブログページを作ってきました。
そしてここまでは「シングルケースデザインと機能分析」の中の「シングルケーススタディ」に焦点を当ててきました。
ここまで本章でご紹介してきたデザインは、
・ AーBデザイン
・ A→B→A→B design(逆転デザイン)
・ Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)
・ Changing-criterion design(基準変更デザイン)
がありました。
上の4つをご紹介してきたわけですが、個人的な使用感を最後に語っていきましょう
「AーBデザイン」はめちゃくちゃ使いやすいです。
あと「基準変更デザイン」もかなり使いやすいです。
そのため、
基本的には「AーBデザイン」を使っていれば良くて面接を行って行動契約を行うターゲットに対しては「基準変更デザイン」を使う
くらいの感覚でいても個人的には良いと思っています。
※ 研究をするとなったら別ですよ!
私は残念なことに「A→B→A→B design(逆転デザイン)」はほとんど使用しません。
但し本ブログページでもURLを載せている「A→B→A→B design(逆転デザイン)」の専門ページでご紹介したように「個人的に使うABABデザインを意識したアセスメント方法」はかなり使います。
アセスメント方法は使うものの「A→B→A→B design(逆転デザイン)」を用いて問題行動の解決を設計することは私はほとんどありませんでした。
最後に「Multiple-baseline design(多層ベースラインデザイン)(マルチプルベースラインデザイン)」ですが、これも狙って最初から計画する、ということはあまりなかった印象です。
感覚的には「AーBデザイン」を積み重ねているうちに「マルチプルベースラインデザイン」のデザインになった、ということはあり得るのですが最初から「マルチプルベースラインデザイン」で設計して介入するぞ!となったことはあまりありませんでした。
但し本ブログでもご紹介した、
「マルチプルベースラインデザイン」のデザインを利用することで「XXXという方法で一度、やってみてください」と伝えやすくなるという利点は個人的には使いやすい印象です。
本章は「シングルケースデザインと機能分析」というタイトルでブログページを作ってきました。
そしてここまでは「シングルケースデザインと機能分析」の中の「シングルケーススタディ」に焦点を当ててきました。
本ブログページで「シングルケーススタディ」に焦点を当てたページで一番伝えたかったこと、それは上でも書きましたが、
シングルケーススタディがエビデンスのヒエラルキーが低い理由の1つは、多人数を扱っていないため他の人に再現できるかどうかの範囲が狭いということがあるが、
しかしこれはシングルケーススタディをあなたのお子様に使用する場合には他の人に再現できるかどうかは関係がないので、問題とならない。
シングルケーススタディの考え方は有用で、困ったとき、助けてくれる力がある!
ということです。
次のページからは「シングルケースデザインと機能分析」の「機能分析」に対して焦点を当てたブログページを作成していければと思っています。
ABA自閉症療育で問題行動を扱うとき「機能分析」は有用ですので是非、学んでいきましょう。
【参考文献】
・ Alan E. Kazdin (1983) Single-Case Research Designs in Clinical Child Psychiatry. Journal of the American Academy of Child Psychiatry. No22, 5 p423-432
・ Ghaleb H. Alnahdi (2013) Single-subject designs in special education: advantages and limitations, Journal of Research in Special Educational Needs, p1-9
・ 原田 隆之 (2015) 心理職のためのエビデンス・ベイスド・プラクティス入門 エビデンスを「まなぶ」「つくる」「つかう」 金剛出版
・ Kpolovie Peter James (2016)SINGLE-SUBJECT RESEARCH METHOD: THE NEEDED SIMPLIFICATION. British Journal of Education, Vol.4, No.6, pp.68-95, June 2016
・ Michele A. Lobo・Mariola Moeyaert・Andrea Baraldi Cunha・Iryna Babik (2017) Single-Case Design, Analysis, and Quality Assessment for Intervention Research. Journal of Neurologic Physical Therapy. 41(3) p187–197
・ 森 博嗣 (2011) 科学的とはどういう意味か 幻冬社新書
・ Paul A. Albert & Anne C. Troutman (1999) Applied Behavior Analysis for Teachers:Fifth Edition【邦訳 佐久間 徹・谷 晋二・大野 裕史 (2004) はじめての応用行動分析 二瓶社】
・ Raymond .G .Miltenberger (2001)Behavior Modification : Principles and Procedures / 2nd edition 【邦訳: 園山 繁樹・野呂 文行・渡部 匡隆・大石 幸二 (2006) 行動変容方入門 二瓶社】
・ 島宗 理 (2019) 応用行動分析学 ヒューマンサービスを改善する行動科学 新曜社